大坂万博と愛知万博(愛・地球博)は180度違う、ゆえに失敗する | 中村むねひら 「孤独社会」を超えて

中村むねひら 「孤独社会」を超えて

孤独な日々ですが、前を向いて生きていきたいと考えています。元東京ディズニーランドスーパーバイザーとして、元ホームレスとして、そして、精神障害1級(PTSD)、身体障害1級(四肢麻痺)の傷害者として、社会に貢献できる忌憚なき記事を残していきたいと思います。

 

昨日のTwitter(現X)より

 

#大阪万博 を成功させるためには

 

2005年の愛知万博「リニモ」乗車中のこと

 

「トンネルを抜けると間もなく会場前駅に到着します」という車内アナウンスに若い女性の声で

 

「ディズニーランドみたいだね」という声が

 

政治家や役人でなく、若い人たちの声をカタチにしないと成功することはない。

<終了>

 

何が違うのかだけを書いていきます。結論はアナログとデジタルの違いでしょうか。

 

1つめはテーマ

 

愛知万博 「自然の叡智」(Nature's Wisdom)  2005年日本国際博覧会 - Wikipedia

 

大阪万博 いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)

 

 「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマは、人間一人一人が、自らの望む生き方を考え、それぞれの可能性を最大限に発揮できるようにするとともに、こうした生き方を支える持続可能な社会を、国際社会が共創していくことを推し進めるものです。

 言い換えれば、大阪・関西万博は、格差や対立の拡大といった新たな社会課題や、AIやバイオテクノロジー等の科学技術の発展、その結果としての長寿命化といった変化に直面する中で、参加者一人一人に対し、自らにとって「幸福な生き方とは何か」を正面から問う、初めての万博です。

 近年、人々の価値観や生き方がますます多様化するとともに、技術革新によって誰もがこれまで想像しえなかった量の情報にアクセスし、やりとりを行うことが可能となっています。このような進展を踏まえ、大阪・関西万博では、健康・医療をはじめ、カーボンニュートラルやデジタル化といった取組を体現していくとともに、世界の叡智とベストプラクティスを大阪・関西地域に集約し、多様な価値観を踏まえた上での諸課題の解決策を提示していきます。

大阪府/2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) (osaka.lg.jp)

 

2つめはキャラクター

 

愛知万博 モリゾー・キッコロ 愛知万博 キャラクター - Google 検索

 

大坂万博 ミャクミャク 大阪万博 キャラクター - Google 検索

 

3つ目はスタジオジブリの参画ですが、愛知万博の跡地はジブリパークとなり、現在でも自然が保たれています。

 

一方、大阪万博は、スタジオジブリは関与していませんし、跡地利用については「未定」ですが、8月31日更新のホームページには、市民の声として「万博後の跡地には日本の誇るアニメを結集した集客力抜群のテーマパークを作れないか。」と書かれています。

 

大阪市:大阪・関西万博終了後の跡地利用について (…>お寄せいただいた「市民の声」>まちづくり・経済・産業) (osaka.lg.jp)

 

“アニメ”の意味はここには書きませんが、宮崎アニメではなく、『鬼滅の刃』などを大阪市民はイメージしているのでしょうか。

 

いずれにしても、大阪万博はデジタル的(無機質)なイベントになり、成功しないと私は予想しています。