カリブの海賊リニューアルオープン コンピュータによる制御とは | 中村むねひら 「孤独社会」を超えて

中村むねひら 「孤独社会」を超えて

孤独な日々ですが、前を向いて生きていきたいと考えています。元東京ディズニーランドスーパーバイザーとして、元ホームレスとして、そして、精神障害1級(PTSD)、身体障害1級(四肢麻痺)の傷害者として、社会に貢献できる忌憚なき記事を残していきたいと思います。

 

ディズニーランドではゲスト,キャストの安全を第一に考えています。特に、アトラクションは“乗り物(ライド)”が多いだけに安全でなくてはなりません。

 

ライドをプログラミングされた通りに動かすためには、コンピュータによる制御が欠かせません。

 

先日、H3ロケットの打ち上げ失敗が報じられました。簡単に失敗原因を述べると、「エンジンに点火せよ」というコンピュータからのコマンド(命令)に、エンジン側は対応できなかったということです。

 

ロケットもカリブの海賊も同じです。コマンドを出すコンピュータと、コマンドを伝えるケーブル、そして、コマンド通り動いたかをセンサーによりモニターするコンピュータなど、実に多くの機器類が必要なのです。

 

東京ディズニーランドの開園は40年前の1983年、Windows95はまさに1995年発売であり、1983年頃は「インベーダゲーム」の時代、カリブの海賊の使用コンピュータは、皆さんが使っているスマホの情処理能力以下であることはもちろん、大きさもとてつもなく大きなものでした。

 

もちろん、長期リハブ迄このコンピュータを使っていたとは考えませんが、当初はドロップ前の場所に設置されていたボートストップを、提供するショー的向上の目的で地下部分の各所に設置した可能性もあります。そうした場合、コンピュータによるボート制御システムはかなりに複雑になることになるでしょう。

 

いずれにせよ、カリブの海賊の長期リハブによって、安全性とショー的にはより良くなったと考えられます。

 

カリブの海賊リニューアルオープンに関する最後の記事は、話題になっている「人身売買」のショーシーンについて書きたいと思います。