7月9日、真駒内アイスアリーナで行われた小田和正さんのライブに行ってきました。
小田さんのコンサートは初めて、真駒内アイスアリーナは
かなり久しぶりです。大昔勤務していた職場に、小田さんの大ファンの看護師さんがいて、飲み会の時に小田愛を熱く語っていたのを覚えていて、いつか行ってみたいなと思っていたのですが、念願かなってやっと行けました。
札幌もおとといは暑かった・・・・。そして真駒内はやっぱり遠かった・・・・。
地下鉄で行くとめちゃくちゃ時間がかかるので、中心部からバスorタクシーで行くのが正解と思うのですが、9日は真駒内花火大会と日程がかぶっていたため、車道も歩道も大渋滞で劇込みでした。
18時開演のぎりぎりに到着し、通りすがりにツアーバスを撮影。
シンプルだけどとってもかわいいデザインですね。
席はこんな配置でした。
S席を買ったらアリーナでしたが、事前にどの辺の席かわからず。
会場についていざ自分の席を確認したら、めちゃ後ろだ-!ステージから遠い~と思ったけれど、実際にはグレーのラインの丸いところを起点に小田さんがぐるっと移動して向きをかえながら歌ってくれていたので、そんなに遠い~!!という感じでもなく。
ステージのサポートミュージシャンの方々は時折聞かせどころでクローズアップされて、客席の様子も結構モニターに映ってて、なかなかいい感じ。カメラがたくさんあったのでしょうか?
モニターも高い位置と低い位置にあって、(よくスケートの大会の時広告がでているあたりに?)歌詞も表示されていて見やすかったです。
立ち上がってほかのお客さんと一体化して盛り上がったり、座って人の隙間から小田さんの生の姿をみたり、モニターで歌っている表情を確認したり、目を瞑って音に聞き入ったり、何度も手を振ったり、結局バッグの中の双眼鏡は一度も取り出さなかったです。
案外いい座席配置なのかも?
 
内容はといえば、言うまでもない、至福の時間でした。
ここだけ別世界。
包み込むような優しさ、柔らかい、陽だまりの中にいる安心感、幸福感に包まれていたとでもいうか・・・・。
小田さんの励ましは、鼓舞するんじゃなくてそっと寄りそって明るい光の方向をさりげなく示すという感じ・・・・。
小田さんの歌を聞いていると、なんだか、心の奥底に知らず知らず積もっていたチリが洗い流され、きれいな空気とか水で満たされる感じがします。
 
オフコース時代の曲から(8年ぶりに発売されたという)最新アルバムまで、幅広く歌ってくれていたようです。
自分的にはやはり、若いころに街にあふれていた、YES-NO、ラブストーリーは突然に、言葉にできないあたりが最高でしたが。
コロナ禍じゃなかったら、観客が歌うパートが結構あった模様。
途中休憩MCで、ご当地紀行という小田さんがツアーの前後に北海道の観光地に出没している映像が流れて、お茶目で可愛らしい様子にくぎづけでした。カラスさえ友達のように寄り添っている小田さんの姿がツボでした。
 
ツアーも中盤らしく、前もってほかのところのセトリを調べて予習しておくこともできたと思いますが、初の小田さんライブなので、新鮮な気持ちで参加するためあえてそれはせず。
なので、もしかしてアンコール前の最後とかに、オフコースの代表曲のさよなら来るかな~とか勝手に想像&期待していましたが、さよならはセトリになかったと思います。(冬っぽい悲しい曲だしね)
私は映画も好きですが、余韻を楽しみたいので、エンドロールが終了するまで見ている派です。コンサートもアンコールの余韻を楽しみ、全員が袖にひけるまで見ていたい派です。アンコール最後のアカペラがとてもよかったです。
終盤のアンコールのあたりでは、隣接会場での花火大会が始まって、アリーナにもドーン!ドーン!と聞こえていました。((笑)
全部終わって、規制退場に従って外に出て、煙で曇った空の、音のする方向を見上げたら、打ち上げ花火が見えました。
花火も見れてラッキー!という声も聞かれました。
 
ここまでは良かったです。
が、この後の帰宅はなかなか困難でした。
まず、暑い💦💦虫が多い。空車のタクシーが来ない。
真駒内の虫に刺されるとすごく腫れます!!
前にひどい目にあったので、虫よけをしっかり噴霧して、ダイソーで買った効くのかわからん虫よけバンドも装着し、完璧だったはずが、行きの行程ですでに大量の汗で流れ落ちてしまった気がしました。刺されたくないので、めちゃくちゃ蒸し暑いけどロングカーディガンを頑張って着ていたため、ウエットサウナ状態で汗をだらだら流しながら、つかまらないタクシーを探し、知らない町をとぼとぼさまようという・・・。
なんの苦行だろ?状態でした。((笑))
帰宅後のビールが、とりわけ美味しかったからいいんですけどね。
 
札幌ライブのアリーナツアーはきたえーるでやってほしい!!
きたえーるのほうがアクセスはいいし、収容人数同じくらいらしいし、新しいし。スケートショーとか大会観戦なら仕方ないけど、と
言い合う地元民たち。
 
翌日ネットニュースで見たのですが、この日夜10時45分ころ、真駒内南町4丁目で歩道に座り込んでいるヒグマが目撃されたとか。南町4丁目といえば、私が会場へ向かうため乗ったバスは、まさに南町4丁目行。え~!まじで?危機一髪。
ヒグマも花火の音や人の喧騒があんなにうるさかったのに、人里へ降りてくるんですね、あるいはうるさいから降りてきたのでしょうか?もしかして小田さんに会いたかった?
 
そんな感じで、9日は盛りだくさんの真駒内でした。
 
次回また真駒内なら、完璧な帰宅計画を立てて参加したいと思います。
 
また可愛く素敵な小田さんに会えますように。