モスクワには今やたっくさんのタクシー会社があるので、どーれーにしーよおかーなー？とネットで検索して、とりあえず初乗り400ルーブル（30分間）でその後1分につき10ルーブルのとこにした。
ネットでの予約を完了して、何らかの連絡がタクシー会社からあるのかな？と思って、待てど暮らせど何の音沙汰もなく。。。とりあえず予約した時間に子供二人を連れて外に出てみる。・・・も、それらしい車がない。
タクシー会社に電話してみる。
「アロー。お宅のサイトから今日の11時にタクシーを予約したんですが。」
「お名前は？・・・・・少々お待ちを・・・・・。あ、すみません、注文は確認できてるのですが、処理していませんでした。」
「ああ・・・。」
まあ、ロシアです。Это Россияです。こんなことでもう驚きません。
「じゃあ明日の朝10時にタクシーを予約できます？」
「わかりました。明日の10時ですね。承りました。」
ということで、次の日に行くことに。ちゃんと来るのか？と一抹の不安はあったものの、支度をして待っていると、私の電話がなり「ベージュのマツダでナンバー○○○の車が自宅前で待機しています」とのこと。
ロシアのタクシーの多くは、ぱっと見ではそれとわかりづらい。なので大概こういう風に、車の見た目＆ナンバーを教えてくれる。
その日はちょっと渋滞はあったものの、40分くらいで大使館に着いた。タクシーのおっちゃんは、「いや～、今日は昨日に比べたら全然スムーズだったよ。昨日は9.9レベルの渋滞でどこもかしこも真っ赤っかだったからねぇ。」と言ってた。
・・・まあ、こういうことってあるよね。その時は最悪だ！と思えることでも、あとになってみると「なんだ得してんじゃん！」ってこと。前日にもし大使館に向かってたら大渋滞にはまって大使館に着くまで時間も相当かかっただろうし、お金もかなりかかっただろう。。。
で、このおっちゃんがなんだかいい人そうだったので、帰りのタクシーを事前に予約してなかったこともあり、帰りの足について相談してみる。
「ああ、それなら俺の携帯に電話くれれば迎えに来るよ。会社を通さない分、料金は10％引きでいいよ。」
ラッキー☆
聞くと、おっちゃんは私達が住む区の隣の区に自宅があるらしい。で、大使館へ向かう道中教えてくれたが、何でもタクシー協会的な物があって、そこにドライバーは登録をする。で、基本はタクシー会社お抱えの運転手が仕事をするわけだけど、お客が待ってる場所まで遠かったり、みんな接客中だったりすると、その登録情報をもとに他の会社に属してるドライバーに仕事を振ってきたりするらしい。
今回がまさにそうだったみたい。
そんなこんなで帰りもこのおっちゃんのお世話になり、道が行きより空いてたのもあるけど、行きにかかった半額で自宅へ到着ｗ 実際はおっちゃん、10％以上値引いてくれてました。
こういうのもロシアです。Это тоже Россияです。ｗ
これからも何か用事がある時は、前日に電話くれれば対応するよ。と言ってくれました。まあ、家同士が近いからね。おっちゃんにとっても楽なんだそうで。
とりあえず、来月に日本に帰る時も、このおっちゃんにお願いしようかなと思ってます。
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