本『毒になる親』を読んで | みゆーしゃのロシア日記

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ロシア人の旦那さんと結婚して、ロシアに移住。
ロシアでの生活についてや、ロシアの気になるニュース、ロシアでの子育て奮闘記などいろいろ書いてます。100%自己満足なブログです( ´,_ゝ`)

今回はロシアとは全く関係なく、久々に私のメンタルの話です。メンタル系が苦手な方はスルーしてくださいね。

先日、ネットで電子書籍の『毒になる親』(スーザン・フォワード)を購入して読みました。読んでいると、なんだか著者に私の心の中を見透かされているような、そんな気分になりました。

あるテストではチェック項目のほぼすべてに当てはまってしまったりして、愕然となると共に、昔のこととか思い出して、涙がでました。

どうして今回この本をしっかり読もうと思ったかというと、世間でよく聞く『毒親に育てられた子供は、必ず毒親になる』という言葉がとても気になっていたから。それは本当にそうなのか、そしてもし本当ならどうすれば回避できるのか知りたかったから。

この本を読んでの結論としては、本当に『毒親の子は毒親になる』そうです。みんながみんなではないだろうけど、かなりの確率で。でもそれは素人の私でも容易に合点がいきます。だって生まれてからずっと毒親の元にいて、ずっと洗脳を受け続けていたら、自分の中のベース自体がもうすでに毒されているんだから、それが成人後も続いたっておかしい話ではない。

でも、自分が毒親になるのを回避する方法も、この本には記されていました。それは『親と対決すること』。この内容を読んだとき、「無理!絶対無理!」とすぐさま叫んでる自分がいました。それほど、本当に絶対に無理だと思える内容だったから。

著者曰く、ほぼすべての毒親育ちの人が開口一番『無理!』というらしいです。やる内容を簡単にいうと、小さいころから今まで、何が辛かったとか苦しかったとか、こうしてほしかったとか、ただ冷静に感情的にならずに親に話すだけなんだけども。それができないんですよね。毒親相手には。

うん、今こう、自分の中で自分の親に私の胸の内を話す場面をちょっと想像してみたけど、やっぱり無理です。絶対に・・・。
でも著者もすぐに挑戦しろとは言っていなくて、段階を踏んでトレーニングしていく必要があるみたい。

私は毒親にはなりたくない。自分なんてこの世に生きる価値なんてないんじゃないかって今でも思う時はあるけど、前まで何の意味も見いだせなかったこの人生に、『生きる意味』を与えてくれたのは、紛れもなく私の愛する子供たちだから。

そんな子供たちに、自分の不甲斐なさやキャパの狭さ故に、傷つけてしまったり、あまり注意をむけられなかったりすることが増えてきた。だから、この本を読んで、勉強しようと思った・・・。

絶対に、絶対に、毒親になってはいけない。毒親にならないための挑戦は今も続いています。

ロシアは正直、こういう心療内科系は遅れていると思います。психологやпсихиатр はいるけど、なんだかいまいち。だから日本に帰ったら、もう一度カウンセリングを受けたいなとも思っています。毒親にならないために、もだけど、以前日本にいるときに自分の精神病を治療していく中で、担当医から会社勤めを禁じられたわけですが、それをそろそろ解禁できないかな?と思っていまして。

やっぱり家族の為に働きたいし、自分にとっての生きがいもほしい。でも自分が不安定であることも自分が一番よくわかっているし、どう対処していったらいいかとか客観的なアドバイスをもらいたいなーと。

確かに日本の会社勤めは精神科の先生が仰ったように厳しいかもしれないけど、いい意味で大らかなロシアの会社やロシア社会だったら、もしかしたら大丈夫じゃないかな・・・?とか一抹の希望を持っているわけです。

どうせいつかは死ぬ人生だし、どうせなら燃え尽きるまで頑張り切った方がいいとも思うし。

どちらにしても、結婚して親と距離を保って生きてきたことで、洗脳も解け、絶妙なバランスもとれて、正直自分ではすべてを乗り越えた気でいたけども、こうやって専門家の本を読んでみると、それはただの自分の思い違いであったんだなと思いました。現にこんな簡単な『ただ昔の事実を述べて、相手に私が感じたことを知ってもらう』ことすら容易でない関係なんだもの。

今日は文章が荒くてすみません。
最近また落ち込んでいるもんで。というか、気づいたけど、私多分気分が上がってるときの方が珍しいかも。^^; はい、基本落ちてる人間です。笑

とにかく、自分の親、そして過去から逃げずに向き合わないとなー。