ありえへん世界☆旧ソ連の秘境編 | みゆーしゃのロシア日記

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ロシア人の旦那さんと結婚して、ロシアに移住。
ロシアでの生活についてや、ロシアの気になるニュース、ロシアでの子育て奮闘記などいろいろ書いてます。100%自己満足なブログです( ´,_ゝ`)

先日、ネットで『ありえへん世界』のウズベキスタン&アゼルバイジャン編を見ました。私は今まで2回ほどウズベキスタンに行ったことがあります。

番組に紹介されていた日本語学校は、おそらくフェルガナにある『NORIKO学級』ですかね?私が訪れた時もたくさんの子供たちが日本語や英語を学んでいたことが思い出されます。

ここの日本センターの所長さんがとてもいい方で、ただ観光で訪れた私を暖かく向かえてくださり、お茶までご馳走になりました。その時は、日本人の教師がいなくて、探していると言っていましたが、今は見つかったのかな?でも番組内には現地人の先生しか出てこなかったから、やっぱりまだ見つかってないのかも・・・。

日本センターには、日本語教師をしてくれる方が寝泊りできるお部屋もあって、住み込みで働くことができるし、ビザも問題なく手配できるから、ぜひここで日本語を教えてもらえないか?と所長さんに言われましたが、そう簡単に決断できることでもなく、正直とても迷いましたが、お断りしてしまいました。

ウズベキスタンはまだまだ貧しい国ですが、日本語ができるようになると、将来通訳になれたり、日本関連企業への就職の道がひらけたりするので、小さな子供たちも必死で勉強をしていました。

だから、モスクワで開かれる日本語弁論大会でも、ここの学校の生徒は、いつも素晴らしい成績を収めていると聞きました。私もいつかまたあの学校を訪れて、少しの期間でもいいから、子供たちの日本語の勉強のお手伝いができるといいなと思っています。

そしてもう一つ、番組内ではナヴォイ劇場と、強制労働をさせられていた日本人の皆さんの話も取り上げられていましたね。私もこの劇場と、亡くなられた日本人の方が眠る墓地を訪れたことがあります。本当に立派な劇場でした。

命からがら戦争を乗り越え、せっかく生き残ったのに、戦争が終わったら今度は捕虜としての過酷な日々。戦争は終わったのに、日本に帰ることも、家族にも会うこともできない・・・。

美輪さんも涙を流していらっしゃいましたが、本当に辛い日々だったろうと思いますし、抑留中に命を落とされた方の無念さは筆舌に尽くしがたいものだろうと思います。

以前、ロシア側が日本に公開した抑留者関連の資料を翻訳する機会がありましたが、読み進めていくだけでも心が痛くなりました。資料の中には、医療カルテや捕虜移送の記録などもあって、その内容にはただただ言葉を失いました。

本当に戦争というのは誰も幸せにはならない。ただ一部の権力者が得をするだけ。そんな馬鹿げたことに、多くの人の命が危険にさらされ、多くの人が不幸になる。絶対に繰り返してはいけないものだと私は思います。

しかしながら、ナヴォイ劇場を建設した日本人捕虜の方たちは、本当にすごいなと思います。強制労働であったにも関わらず、すばらしい建物を建て、結果的に現地の人々の命を救うことになったのですから。まさにこういう方々は日本人の誇りだと思います。



ウズベキスタンはまだ裕福な国ではない分、ホテルやレストランも安いし、少ないお金で十分楽しめると思います。番組にはでてこなかったけど、遺跡の町のヒワとか、旧市街と新市街に分かれたブハラなども見ごたえがある町です。

みなさんもぜひ機会があったら、訪れてみてくださいね


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