ロシアの日本人妊婦、再び。 | みゆーしゃのロシア日記

みゆーしゃのロシア日記

ロシア人の旦那さんと結婚して、ロシアに移住。
ロシアでの生活についてや、ロシアの気になるニュース、ロシアでの子育て奮闘記などいろいろ書いてます。100%自己満足なブログです( ´,_ゝ`)

ご無沙汰しとりますぅ~。仕事はまだまだきつきつで、詰め詰めなんですが、まあ息抜きがてらブログ更新っすー。

ロシアは今マースレニッツァ週間のため、毎日忙しい中ブリヌイ焼いとります
このマースレニッツァとは日本で言う春分みたいなものですが、全然春が来そうな気配もないモスクワです。ちなみに現在の気温はマイナス2度です ちなみ昨日はマイナス7度でしたっ

それはさておき、現在仕事の合間を縫いつつ、病院めぐり&産院の情報集めに奔走しております。そうなんです、私、現在第二子を妊娠㊥です。( ̄▽+ ̄*)

前回はモスクワの産院でぷっぷちゃんを産み、衝撃的な体験をしたため、第二子は日本で産みたいなぁ~
o(TωT )とぷっぷちゃんの産後からずっと思っておりました。

でも現実なかなかうまくいかないもんです。日本で里帰り出産も可能といえば可能ですが、いろんなことを考えていくと、やっぱり今回もモスクワで産む方がベストか・・・?と思えてきました。というのも、日本で産むとなると、行きはぷっぷちゃんを連れての10時間飛行+α、そして帰りはぷっぷちゃん&おちびちゃんを連れての10時間飛行+α。。。

これも大変ですが、何より出産予定日が8月なので、日本は真夏の盛りじゃあないっすか!日本育ちの私はともかく、いまだ日本の猛暑を知らない旦那くんやぷっぷちゃんは耐えられないと思うんですよね・・・。そして、私の実家もいろいろと問題があったりーので、結果的にモスクワで産んだ方が問題が少なくてすむかな?と思ったわけです。

日本で産みたいってのも、要は単なる私のわがままですからヽ(;´ω`)ノ出産&産後の数日間を私が我慢すればいいだけの話ですからね・・・。

あ、ロシアの国立産院については、前にブログでも書きましたし、他の日本人で同じくロシアの国立産院で出産を経験された方々もおっしゃってますが、一言で譬えるなら『刑務所』ですо(ж>▽<)y ☆
もうね、日本人には想像できないと思います・・・。

まあ、あんな悲惨な環境も喉元過ぎれば・・・で、最近はかなり記憶も薄れていました。でも最近になって、改めて産院の口コミ情報などをネットで集めてるうちに、「あー、そういえばこんなんだったけなー・・・orz」とどんどん憂鬱になってきましたー。

ロシアは基本的に医療費が無料なので、出産&入院も無料でできます。でも最近では国立の助産院でも産院でも、『有料診療』枠を設けるようになりました。無料診療との差別化を図っているようですね。

前回は私も一般の産婦さんたちと同様、無料で出産&入院をしました。でも今回は多分有料診療で出産に臨むと思います。というのも、今年度明けから、突如出現した『外国人締め出し政策』ともとれる医療制度改正(産科、伝染病科など、一部の病院や科で、保険証の有無にかかわらず、外国人の無料診療が拒否されるようになりました)や、ニュースなどの情報から、外国人患者に対する風当たりが強くなっているのを感じるからです。それ以外にも、救急車で搬送されてくる外国人妊婦に対する、いじめ問題も未だに色濃いですしね。

ロシア人が嫌うのは、主に旧ソ連諸国から来ている出稼ぎ労働者ですが、日本人って容姿が中央アジア系に類似しているので、差別される可能性もなきにしもあらず。前回は出産前から産院に入院していたので、病院中のみんなが私が日本人だと知っていたので、特にこういった差別に遭うことはありませんでしたが・・・。

でも、この有料診療もロシア人の間でも賛否両論です。というのも、無料診療との差があまりないうえに、高額だからです。有料診療のメリットは、

*前もって出産に立ち会う医者を決めることができる。
*その医者の電話番号をゲットできる。
*産後に、一人部屋に入れる可能性が高くなる。(でもこれ確定事項じゃないんですよねー。汗)
*親族、友人の面会がOK。(無料診療だと退院するまで家族と会えまへん。)

・・・まあ、これぐらいでしょうか。。。これ以外は他の無料診療の患者さんたちと特に違いはなく、医療行為自体も変わりません。食事も他の無料診療の患者さんと同じ囚人食病院食だし。

その割にこれっぽっちのメリットのために、50000~100000ルーブル(15万円~30万円)が必要になるので、お金もったいなくない?っていう意見をよく聞きます。出産&入院も結局は1週間程度ですしね。1週間だけ刑務所に入ると思って、我慢すれば済むことなんですけどね・・・。

ちなみに、多くの日本人の産婦さん(特に駐在の方)は、私立病院で出産されるかたがほとんどです。中でもモスクワの南にあるPMCが人気のようですね。出産費用は医者のレベルと、入院する部屋のグレードにもよるようですが、大体70万円くらいのようです。ここで出産された日本人の方いわく、ここは医者も病院も日本とあまり変わらないそうです。ただ日本のような豪華な食事はでないそうですけどね(;^_^A

とまあ、だらだら書きましたが、ぷっぷちゃんを妊娠&出産時はまだブログをやっていなかったので、今回は検診~出産までブログにレポートしてこうと思います。まあ、モスクワの国立で産もうなんて物好きはそうそういないとは思いますが、誰かのお役に立てることもあるかもしれないので。

では、では!