今回日本に一時帰国した時に、以前祖母からもらった毛皮のコートを持って帰りました。私が学生のころに祖母が亡くなったのですが、亡くなる前に祖母から直接、「私がとても大事にしていたコートだから」といただいた物です。でも日本にいるとまず着る機会がないんですよね
それでずっと実家のクローゼットにしまったままでした。
ロシアに来てから今までずっと、日本のダウンコートで頑張っていたのですが、やっぱり日本のものではマイナス20度とかになった時に寒すぎて、周りのロシア人からも「あんた、薄着！！！」とよく注意されていました
でも毛皮のコートって本当に暖かいんだろうか？と前から疑問でした。毛皮のコートって見た目が美しいのと、高いのとで、ある意味女性のファッションステータスっていうか、ファッション性の方が強いのかなって思ってたんです。
毛皮のコートよりДУБЛЁНКАというコートの方が暖かいんじゃないかと思いました。
ДУБЛЁНКАというのはこういうコートの内側にもこもこの毛や起毛がついてるコートです。↓
もちろんДУБЛЁНКАの方が値段的にもお得です。それに加え毛皮のコートは内側に何もついてないし、毛がついてるのはコートの外側。見た目的にもあんまり暖かそうじゃないし、おまけに高い・・・。
そう思っていたのですが、今回日本から持ってきた毛皮のコートをロシアで着てみて納得。毛皮のコート、すげーーーー！！！
全然風や冷気を通さないですよね、本当にびっくりです。なぜ皆毛皮のコートを選ぶのか、納得しました。
まさか私の祖母も自分のコートが、いつかロシアを闊歩する日がくるなんて思ってなかっただろうな。とか思ったり
今日もおばあちゃんのコートが、ロシアの寒さから私を守ってくれてます。おばあちゃん、ありがとう！
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