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ありがとうございます🌺

 

2022年4月に急性リンパ性白血病の告知を

受けました。

寛解導入療法で寛解、地固め療法5コース

現在3コース目の治療に挑んでいます。

夫・小中学生の娘2人、

家族みんな前向きに過ごす日々を

綴っています。

 

 

 

こちらの続きです。

 

 小澤由実『白血病の告知を受けた日のこと②』いつもブログをご覧いただきありがとうございます🌺 2022年4月に急性リンパ性白血病の告知を受けました。寛解導入療法で寛解、地固め療法5コース現在3…リンクameblo.jp

 

 

 

朝9時から病院に行き、

検査や先生との話を終えて

帰宅したのは夕方。

子ども達はすでに学校から帰宅していた。

 

 

大事な話があると言って

4人でダイニングテーブルにつく。

いつになく子ども達も神妙な面持ち。

普段とは違う空気を感じ取っていたのだろう。

 

私は白血病になり

約半年間入退院を繰り返す生活になると

告げた。

この時の子ども達の反応は

初めの頃のブログでも書いたが、

次女は号泣、

長女は黙って話を聞いていた。

 

でも母は必ず元気になって帰ってくるから

しばらくの辛抱だよと。

 

 

話を終えるとすぐに

仕事のキャンセルをするための電話を掛けに。

まずは事務所の社長へ。

いつものサバサバ明るく力強い調子のまま、

「白血病?大丈夫だよ!

(渡辺)謙さんだって復帰して

仕事されているし、

昔と違って今は治る病気だから!大丈夫!」

と励ましてくれた。

頼もしい。

仕事で何かあった時でも

常に味方でいてくれて、頼れる社長。

その社長の熱のこもった「大丈夫」は

折れそうになっていた心に

病気に立ち向かう力を与えてくれた。

 

その後も仕事関係のみなさまに電話したが、

急なキャンセルでご迷惑をおかけしてしまう

申し訳なさでいっぱいだった。

告知を受けた直後で

気持ちの整理も切り替えもできないまま

とにかく早く連絡しなければと

平静を装って電話をしたものの、

「白血病で」と口にすれば

一気に涙声になってしまう始末。

 

そんな私に、

こちらのことは気にしないで

今は治療に専念して、元気になったら

また一緒に仕事をしましょうと

温かい言葉をかけてくださり、

待っていてくださる方々がいるから

必ず復活してまたご一緒させてもらうのだと

頑張る原動力をいただいた。

ただ、ご迷惑をおかけしたことは

今でも心苦しく思う。


 

電話を終えると、夕食の準備。

(この時間帯のことはあまり覚えていない)

食べ終わった頃に

近くに住む義父母が来てくれて

これからのことを話した。

子ども達を寝かせてから入院の準備をして、

就寝したのは夜中の1時頃だった。

  


この日の夜は、さすがに泣いた。

布団の中で、家族に聞こえないように。

 

少しだけねウインク

 

これからどんな治療が始まるのか、

本当に私は治るのだろうか、

わからないことだらけで、

不安だらけで。

生まれて初めて「死」を意識して

どっと恐怖が押し寄せてきた。

 

 

でも今は全く泣かない。

わりと治療の早い段階から前を向いていた。

入院してから泣いたのは

最初の頃のほんの数回。

嫌なことは深く考えない性格が

功を奏しているのだろう。

時々、

私は本当に病人なのだろうかとさえ思う。

幸い化学療法がよく効き

寛解導入療法で寛解となり、

その後の治療も順調に進んでいる今、

治る事しか考えていない。

一日も早く仕事がしたい。

(ウィッグだけど)

 

 

治療はまだ2クール残っているが、

気持ちは今の呑気な感じのまま

最後まで乗り切りたい。

 

 

 

 

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