こんにちは!
その後、生まれたての赤ちゃんの表情をビデオや写真に撮ってお送りしました。
オランダドリームのTomomoです
少し前にブログにも書かせて頂いた妊婦さん
昨日、赤ちゃんが産まれました!
予定日の1週間前ですが、検診に行った際、
羊水の量が少な目だった事、成長率が平行線になっている事もあり、そのまま家に帰らずに入院して翌朝に陣痛促進剤を投与し「明日に産みましょう」という事に。
ちなみに、クラームゾルフ(産後自宅ケア)さんが教えて下さったのですが、オランダの病院は、基本的には病院側が無料で電話通訳などをつけてくれるシステムになっているそうです。
その中で、やはり不安だというご本人の気持ちを受け、付き添いという事でお仕事として会社から依頼を受けました。
医師からも「貴方がいるのね。ありがとう、助かるわ」とよく言われました。電話だと状態が見えない、本人が状況を上手く説明できない時やモニター画面の説明もし辛いらしいです。
妊婦さんも最初は「明日?」と信じられない様子でしたが、赤ちゃんの帽子など、まだ準備できていなかったものは病院で購入。
陣痛を促すバルーンを一晩入れて、翌朝に抜いてから促進剤を投与する事に。
翌朝の6時、外はまだ真っ暗
トラムやバスもまだ運行してません。
分娩室は12階にありました。
ベッドの写真が撮れてないですが…💦
最初の当直の看護師さんの腕が悪く
点滴の針の位置がずれて悪戦苦闘の末
断念。
他の担当者を待つ事30分。
次の担当者は、問題なく1回目で完璧に点滴投与できました。
その後、徐々に陣痛が始まり子宮口5センチあたりから辛くなり5センチから8センチまでは、予定通り1時間に1センチずつ開口
この間、辛さのあまり無痛に切り替えたくなり、医師に相談しましたが、まだ早いからタイミングを待ちましょうという事に。
選択肢は2つと説明されました。
1. 陣痛緩和
一般的に無痛分娩と言われるもの。
完全に陣痛がなくなるわけではないが、大腿部から簡単に投与できる、持続時間は3時間くらい。
2. 麻酔 下半身のみ
麻酔科の順番待ちと、効果が出るまで1時間かかると言われました。
結果的に、子宮口7-8センチの時に1番の選択肢の
緩和剤を投与する事に。
投与してからしばらく経つと、眠気と陣痛の
繰り返しのようでした。落ち着きを取り戻し
安定。
この頃から人にもよると思いますがかなり
吐き気があるようでした。
自分は日本での出産で途中で過呼吸になり、緩和剤を投与されたような記憶はあるのですが、吐き気はなかったような気がします。
でも、医師は結構高い割合で吐き気をもよおすので心配しないでと。
さらに、途中でモニターのアラームが鳴り、
焦りましたが、すぐに医師が来られてカラダの向きを変えると正常に戻り安定。
この時にモニターの数値は何かを聞くと…
赤ちゃんの心拍数
お母さんの心拍数
陣痛の強度
医師は数値をグラフにしたものを見ながら
経過観察し、10分間に4-5回の陣痛の波が来るまで待たないと…と言われました。
私はそのグラフを凝視しながら待つ事3時間…
モニターは少し違いますがこんな感じ
赤色が赤ちゃんの心拍数
緑が陣痛を数値で表しています。
その後に…10センチ近くなり
膀胱を空にするように言われ、トイレでは無理で医師が処置。
そうしてようやく…待望の赤ちゃんとご対面!
無事に女の子を出産 2685g
オランダではもちろん小さいようです。
お二人とも感動で涙、涙。
へその緒はお父さんが切ります。
日本の様にへその緒は箱に入れて貰えるもの
ではないみたいです。
持って帰る人は何に使うんでしょう?
ホルマリン漬けにして保管するのかな?
その後、生まれたての赤ちゃんの表情をビデオや写真に撮ってお送りしました。
今回、改めて16年前の娘の出産を思い出しました。今、思うと産まれたての子供たちのビデオを撮っておけば良かったなぁ。と思います。
ビデオを見ると若い妊婦さんもすっかり母の顔になってました。
中高生の子どもを持つ母になると、友人関係や勉強の悩みなど心配も複雑になってきますが、この日は、赤ちゃんを見て感動、自分の子供たちも健康に生まれてきて良かった…と初心に戻れました
最後に…
普段は通訳のお仕事を専門にしている訳では
ありませんが、この様な機会にお役に立てる事ができ、幸せな気持ちに触れる事ができて良かったです
ハーグのHMC Westeindeにて。
ちなみにこちらの女性医師は美人な方が多かったです。笑
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