お城の堅と柔 ② | Miyuomilan イタリア生活備忘録

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2015年2月からミラノ近郊に住む駐在員妻です。
イタリア語学力ゼロからスタートする初めての海外生活を主婦目線で綴ります。
2016年9月、ブログ名変更しました。(旧・ひよっこ駐妻 イタリア生活備忘録)

フェニス城を後に、次に向かったのはトリノ。
日本では2006年冬季オリンピック開催地として有名ですよね。荒川静香さんの金メダル🥇はもう11年前かぁ。

トリノは、イタリア統一後の王家となったサヴォイア家ゆかりの地で「サヴォイア王家の王宮群」は世界遺産です。17~18世紀に建造されたお城は華麗✨なものばかり。フェニス城の堅牢さとは間逆の「柔らかな造り」と申しましょうか。


まず向かったのはトリノ郊外のヴェナリア宮殿。
ヴェルサイユ宮殿をモデルにサヴォイア家の離宮として建てられたお城はとにかく広い!

お城内部&庭、の入場券を買おうとした所、係の人に「今から(16時ころ)なら全部回れないよ」と言われ、お城内部のみのチケットを購入。

果てしなく続くお庭…確かに、窓から眺めるだけで私達には充実!でした。
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ヴェナリア宮殿で一番有名なのは、こちらの廊下。ここに行き着くまでに宮殿内を歩く、歩く。
教えた訳ではないのに子供たちはいずれもクルクル回って舞踏会ごっこ。
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とにかく広くて豪華なお城でした。


トリノの中心街は何処かフランスの香りも漂う美しい街並みでした。時間的な余裕がなく、お城は外から眺めたものばかりですが、他の街には無い瀟洒な佇まいを堪能出来ました。

サヴォイア王家の王宮(Palazzo Reale)
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マダマ宮殿(Palazzo Madama)
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ヴァレンティーノ城
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ヴァレンティーノ城は大きな公園にあり、その公園内にBorgo Medievale 中世の村という一角があります。
私達が行った時がたまたまだったのかも知れませんが、ピエモンテの物産展といった屋台が沢山並んでいて楽しかったです。こちらで食べ物やお土産を買い物して公園でのんびり出来たら最高ですね。
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トリノは、エジプト美術館や自動車博物館など他にも見どころが沢山あります。
また、ピエモンテ州のワイン、トリュフをはじめとする美食を楽しめる街でもあります。チョコや老舗カフェも捨てがたいですよ。



今回我が家が巡った北西イタリアのお城群。
要塞タイプ、宮殿タイプ、いずれも興味深いものでした。