このルートは、一番標高の高いロートホルン もしくは途中のブラウヘルトから歩いて、幾つかの湖を周り、スネガまで約3時間のハイキング…というのが一般的かと思います。
でも我が家が目指すのは、訳あってフルーアルプ!
ツェルマットからケーブルカーに乗ること3分。一気に標高2288mのスネガまで登ります。
スネガ駅横のカフェに後ろ髪を引かれながら、ゴンドラを乗り継ぎ次のブラウヘルトに向かいます。
一番上のロートホルンまで行こうかと思いましたが、係の人から、「子連れでフルーアルプに行くにはブラウヘルトから向かった方が道が緩やかで歩きやすいよ」とアドバイスを受けました。
フルーアルプまで大人で40分、子供で50分とのこと。娘は辿り着けるかな?
さあハイキング開始!
マッターホルンが神々しい!
途中にあった シュテリゼー湖。
湖面に映るマッターホルンは「逆さマッターホルン」と呼ばれています。私は、ここからの景色が一番印象に残っています。
フルーアルプのホテル兼レストランが見えてきました!グダグダな娘をなだめすかし…なんとか到着。
ここを目指した理由は、グルメな知人から「ここのパスタは忘れられない味」と聞いていたから。
相変わらず花よりダンゴな私。
オススメのガーリックトマトパスタ「Spaghetti Palio」23CF を注文。
かなり唐辛子が効いていて大人な味!味見した娘は翌日唇が腫れました^^;
絶景を眺めながら、ビールと共に美味しくいただきました。確かに忘れられない味だわ〜。
頑張ったよね〜〜思いっきり遊びなさい!
こういう写真を撮る度、この子の人生のピークは今なんじゃないか?と思ったり…。ただ、恐らく本人、正面がマッターホルンだという自覚無し。
帰りは更にグダグダな娘。
「頑張る、おしまい!」
「もう頑張れない!」
「もう無理!」
流暢な否定語の数々…どこで覚えたんでしょう?
今夏は日本語がだいぶ上達したなぁ〜と変に感慨に耽りながら、最後は夫婦交代でおんぶに抱っこ。
運良く遭遇したヤギ達をパチリ。
帰宅後、娘が描いた絵。
白黒が逆なのはご愛嬌。
何も言わずにサラサラと描いていました。文句ばかり言っていたけど楽しめたのかな?
どうか娘の人生の記憶に残りますように。