マッジョーレ湖イゾラベッラと白孔雀 | Miyuomilan イタリア生活備忘録

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2015年2月からミラノ近郊に住む駐在員妻です。
イタリア語学力ゼロからスタートする初めての海外生活を主婦目線で綴ります。
2016年9月、ブログ名変更しました。(旧・ひよっこ駐妻 イタリア生活備忘録)

先日、マッジョーレ湖のStresa ストレーザという街に行ってきました。

マッジョーレ湖はミラノの北西、スイスとの国境付近にあり、ミラノから車で約1時間半。今回訪れたストレーザは、マッジョーレ湖の観光の中心であり、ヨーロッパ各国からの観光客も多いようです。湖畔には豪華なホテル、ヴィッラが立ち並び、遊歩道も整備されていて、いかにもリゾート~🎶な雰囲気。

でも、こちらの観光の目玉は…
何と言っても、Isola Bella イゾラ・ベッラ (美しい島)!

ストレーザ付近には3つの島があり、中世の貴族ボッロメオ家が所有していたことから「ボッロメオ諸島」と呼ばれています。その3島のうち1番有名なのがイゾラ・ベッラです。小さな島は、島全体がボッロメオ家の宮殿と庭園になっています。

ストレーザから船で五分ほど。陸地から見えるイゾラベッラは既に豪華絢爛、なんだあれは⁈という雰囲気。もとはただの岩の島だったというから驚きです。

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移動手段の船ですが、御多分に洩れずポン引き多数。お値段は遊覧船が格安ですが、時間を節約したいなら私営モーターボートの呼び込み係と交渉しても良いかも。。。

イゾラベッラの島をぐるりと半周して、ボッロメオ宮殿前に到着。
こちらの宮殿、外観はシンプルですが、中に入ると豪華絢爛、贅を尽くしたお部屋に調度品。バロック建築の傑作だとか。

こちらの宮殿が個性的なのは、地下の「グロッタ」と呼ばれる人工洞窟のお部屋。白・黒・ピンクの小石が床、壁、天井全面にびっしりと模様を描きつつ埋め尽くされています。貝殻モチーフも多数。海底をイメージしてるんでしょう。
小石なので、モザイク画より立体的で…はっきり言って、ツブツブ集合体が苦手な私には酷でした。。。
グロッタ装飾、イタリアではよく見られる装飾手法のようですが、なんと「グロテスク」の語源だとか。わかる、わかるー、その変換。


宮殿を出て庭園へ。
あっ、またグロッタ装飾っ。
こちらから階段を登ると…
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凄い‼︎ 
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おまけに白孔雀多数発見‼︎
我が物顔で闊歩!
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もう似合いすぎで笑える~~。
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どなたが白孔雀の設置をおもいついたんでしょう?奈良公園の鹿以上のマッチングです。


ひな壇?菱餅?を思わせる階段状の庭園。
一番上には、ボッロメオ家の紋章にもなっているユニコーンがいます。
こちらも壁面はグロッタ装飾だ~。よく見ると、天使像のポーズはどれも愛嬌たっぷりじゃないですか。
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1番上に登り、前方を眺めるとこちらの風景。ストレーザの街が見えました。
散歩をしながら下に降りて見ましょう。
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白孔雀のいた芝生の反対側に当たるのがこちら。
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私達が訪れた時には、結婚式を終えたばかりと思われるカップルがいました。少しお疲れの様子の参列者達も^ ^


美しい島、の名にふさわしいエレガントさを味わえるイゾーラ・ベッラでした。
白孔雀の歓迎を受けてみたい方は是非足を伸ばしてみて下さい。