ガルダ湖はイタリアで一番大きな湖で、湖畔には観光地が点在しているようです。
今回訪れたのは、ガルダ湖の南にあるシルミオーネという街。ガルダ湖でも有数の観光地です。シルミオーネは、細長い角のように伸びた半島が特徴で、半島の先端が旧市街となっています。
旧市街には一般車両は入れないだろうと予想していましたが、駐車出来たのは半島の付け根。シルミオーネに着いた11時の時点で、旧市街に近い駐車場は満車だったようです。
旧市街まで2.5キロ。しかも駐車制限時間が3時間だったため、なんとも慌ただしい滞在となってしまいました。
駐車場から歩くこと30分。
見えてきました、スカリジェロ城。スカラ家が13世紀に建てた城塞です。
こちらの城門をくぐると旧市街が広がります。レストラン、ジェラート屋さん、お土産もの屋さんが並び、観光客で溢れていました。イタリア国外からの観光客も多かったのか、英語を話している方が多かった気がします。
スカリジェロ城には5ユーロで上に登る事が出来ます。登ってみましょう。
テクテク歩いてきた道がこちら。
天橋立的な?細長い半島になっているのがよくわかります。
これは船着場なのかな?
半島の先端には、Grotte di Catullo グロッテ デ カトゥーロ (カトゥーロの洞窟)と呼ばれるローマ時代の遺跡があります。遺跡まで足を伸ばしましょう。
実はシルミオーネは、美しい湖畔の景観もさることながら、テルメと呼ばれる温泉保養地としても有名なんです。
湖畔を歩いていると、プチ温泉スポットを発見!
やっと半島の先端、ローマ時代の遺跡に到着。
こちらは古代ローマ時代の柱廊。なんか教科書に出てきそう!
シルミオーネは温泉保養地でもあるので、たくさんホテルがありました。
中でも目を引いたのが、Villa Cortine Place hotel ヴィッラ コルティーネ パレスホテル。貴族の館を改修したほんまもんの“パレスホテル”ですわ。門からは、中が見えなーい。お金持ちなら…こちらに泊まってみたいものです。
慌ただしい滞在ながらも、お天気も良く満足度も1割り増し。再訪するなら是非足湯を試してみたい!
シルミオーネ、ミラノからの小旅行におすすめの街です。