イタリアのお肉事情 | Miyuomilan イタリア生活備忘録

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2015年2月からミラノ近郊に住む駐在員妻です。
イタリア語学力ゼロからスタートする初めての海外生活を主婦目線で綴ります。
2016年9月、ブログ名変更しました。(旧・ひよっこ駐妻 イタリア生活備忘録)

ここミラノは内陸地のためか、お魚よりお肉のほうが身近な食材です。

お魚は日本より割高な気がします。日本のような切身も少ないし、鮮度も良く見極めないと。
反対に、お肉はグッとお安く種類豊富。よく利用する大型スーパーでは、牛豚鶏肉以外にターキー、ウサギ、羊なども並んでいます。

中でも、牛のお買い得感を感じます。
有名なフィレンツェ風Tボーンステーキ肉、550gで10.50ユーロ。
特売品のステーキ肉、400g程で2.5ユーロ!
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豚スペアリブ、1kg超でも5.70ユーロ!
ちょっと生々しい写真ですかね^^;

お安いのは大歓迎なのですが、日本と違う所も多く…。

まず、部位について。
特に牛肉。同じように見えるかたまり肉でもよくみると名前が違う!どうやら牛肉に関しては、日本より細い部位に分けられているようです。
中でも牛肉の前足付け根について。日本では背中に近いところを肩、お腹のほうをバラ、と種別していますが、イタリアでは7、8種類もの細かい部位に分けているようです。イタリア人はそれぞれに適した調理をしているのかな?
日本でも、焼肉屋さんにいけばスーパーではお見かけしない部位がありますけどね。


次にカット肉の厚さについて。
こちらにきて改めて気付いたのですが、日本にいた時、我が家の食卓に上るのは圧倒的に薄切り肉でした。またはコマ切れ肉。日本で何の気なしに買っていましたが、こちらに来てみると、薄切り肉、見当たりません!せいぜい生姜焼き用の厚さ、もしくはそれより厚めくらいなもんです。
もぉ、生ハムをこんなに薄く切る技術があるくせにー!
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お皿のウサギ、スケスケやん。
因みに生ハムはお安く、100g 2~3ユーロで気軽に買えます。素敵♩

困った~~と思っていた所、日本の薄切り肉と同じ薄さにカットしてくれるお肉屋さんがあるとの情報ゲット!
言葉が堪能な方ならお肉屋さんを説き伏せられれば、薄切り肉をゲット出来るかもしれませんが、私でも気軽にたのめるお店の存在はありがたい限り。こちらのお店のおかげで、夏の定番・豚しゃぶ、お好み焼き、各種炒めものも出来るようになりました。


そして、骨つき肉比率高いことも特徴じゃないでしょうか。
鳥もも肉を買いたくても…なかなかお見かけしないんです、鳥もも肉1枚って。基本、もも肉は骨つき肉なんですよね。だから自分で骨から外すよう切ってます。これもお肉屋さんに頼んだらやってもらえるのかもしれませんが…。

と、色々見ていくと、やっぱりイタリアでの調理方法、素材の使い方に興味津々。是非イタリア滞在中に料理教室に行ってみたいものです。