ミラノ名物。
五月の雪。
…じゃなくて。
「五月のポプラ」です。
先週あたりから、外に出るとたんぽぽの綿毛のようなものがフワフワと。この辺りは原っぱが多いから?と思っていたら、こちらは「ピオッピ」と呼ばれるポプラの綿毛だそうです。空中をフワフワと舞い、地面は雪が積もったかのように白くなります。
ミラノだけではなくヨーロッパの広い地域で見られる光景らしく、この綿毛で花粉症になってしまう人も多いそうです。
いやはや、今週末は天気が良かったからか、特に飛散がひどく…。
草花もすっぽり埋もれ、この有様。
窓を開けると部屋の中にも入ってくるわ、外を歩くと息苦しいわ、顔や髪にもつくわ…。マスカラ、付けまつげの方は要注意。
慣れない綿毛に四苦八苦しています。
でも、何よりびっくりしたのは…
‼︎ 火 ‼︎
散歩途中、近所のレジデンス脇で発見しました。火を見届けている人もいないし、タバコの火からの引火⁈と焦る日本人夫婦。でも他の通行人は平然としているし(◎_◎;)
不思議な事に、うまいこと綿毛だけが燃えて、下の草花は燃えずに残っていました。
日本なら間違いなくバケツリレーが始まることでしょう。
自然の驚異(←大袈裟?)をも凌駕する、イタリア人の大胆な清掃方法?なのか⁉︎
今日、テンポファミリアに行って、イタリア人2人にこのことを話したら、「ピオッピに火を付けるなんて見たことない!うちの近所だし写真送って!管理人に聞いてみる」とのことでした。
ひょっとして、大変な事を見過ごしたまま通り過ぎてしまったのでしょうか?
はたして火の謎は解明出来るのか⁈ 乞うご期待。