345/1096 【現代魔法】人生は魔法学校 | 菅 美智恵 BLOG

菅 美智恵 BLOG

イタリアに居住。体験型の意識のワーク『秘行』を考案。
奇妙な人生を綴った「義理歩兵自伝」他、
「裏地伝」「三年計画・結婚の誓い【毎日投稿】」
「男と女の往復書簡」などをnoteのマガジンで連載。

 

 

2019/11/9 &10  秘行 初級(2days)講師:壇珠 / 特別補佐:裕也(SeiRen)くん、莉鳳


◆壇珠オススメのクラス
壇珠のクンルンネイゴン初体験記 ぜひ読んでみて〜!
2019/11/3 東京『クンルンネイゴン レベル1」講師:裕也(SeiRen)くん
こちらもオススメ!短時間で自分という存在を覆すことになるかも。
2019/11/4 東京「空間視座」講師:裕也(SeiRen)くん

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吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で329日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。) 

 

 

345日目、雨のヴェネツィア・・・
薄灰色の空から、雨自身にも不本意なのではないかと思える耳障りなざわめきを散布しながら、雨がザァザァと降っている。

思えば虚しいものだ・・・わたしは外に出て雨に当たればすぐに弱る体を抱えて、屋根の下で無力に雨を眺めている・・・・

車の免許があれば、こんな日だって暗い家の中に閉じこもらずに明るい場所に遊びに行けるのだろう。けれども、わたしはここにこうしているしかない。自分の自由を狭めるのはいつも自分自身だ。

夏の終りに、今年は海に行けなかったことを悔やむ。人生に、海に行く機会というのはあと何度あるのだろう。大した回数ではないはずだ。

週末にドイツに行く計画があるが、ここより寒い場所に行くのがどこか物悲しい。わたしは太陽の降り注ぐ海に行きたかった。いつだってそうだ、人生は思う通りになんかならない。自分の小さな願いは、いつだってこうして闇に葬り去られてしまう・・・・
 

・・・みたいなことを思おうと思えば思える、雨にはそんな効果がある。
だが実際のわたしは、メロンを食べながら意気揚々とブログを書いている。
はっはっは、わたしは雨が好きだ。雨を降らせる雲も好きだ。空気が浄化されて、雨の上がったあとには遠くの山まで見えるほど透明な景色が拝める。

それになにより、雨が降っていると、家の中にこもって、あったかくしてなにかしよう❤みたいな気持ちになって、すごく気分がいい。晴れた日とはまた違った、家にいる喜びを再認識できるときだ。

子供の頃から、雨の日の編み物タイムが好きだった。
冬の雨の日に、サッシ窓のそばで編み物をしていると、自分がガラスを挟んだほんのちょっと向こう側に行けば、外にさらされ、雨に叩かれるのだということが不思議でならなかった。あとほんのちょっと座標がずれれば、身体はずぶ濡れとなり冷え切ってしまう。ほんの少しの差が命の危険すら生むのだと思うと、わたしは橋の上から川の暗緑色の渦を見たときのように、安全な場所にいるのに恐ろしい思いがして、ヒヤヒヤすらした。

なんでもないような、ほんのちょっとの、1ミリのズレが人生をすべて変えてしまうということを思うようになったのは、あの子供の頃の編み物タイムに考えたことが元となっている気がする。

今日だってそう、この毎日投稿を一日書かずにスキップしてしまうだけで、今後の運命はすべて変化してしまう。

わたしは書くことを選ぶ。そして、書かなかったら起こったであろう未来を永久に見ることのない闇に葬り去るのだ。
どんな未来に光を当てるのかを、こうして自分で選ぶことができるのだと考えると、本当に不思議な気持ちになる。
 

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雨の影響で文章が暗い・・・!しかし、これでいいのだろう。

雨の降る日は雨のよに
風吹く夜には風のよに
晴れた朝には晴れやかに

生きればいいじゃないか。それを変える必要なんて、どこにあるのだろう?

ところで、わたしには最近これまでよりさらに、実感を伴って思うようになったことがある。

それは、辛いことや嫌なことに「こちらから向かう」という心構えになることで、それそのものがバッサリと問題ではなくなってしまうことがある、ということ。この技は、本当に逃げ出したほうが良い状況を除けば、とても万能に役立ってくれるのだ。

嫌なことが嫌なまま辛くなく、苦しいことが苦しい辛くなく、ちょうど障害物競走の障害物のように、面白みであるとすら思えてくる良き技だ・・!
それには、現実に働きかける魔法のような効果もある。

 

どういうことかというと、たとえばお化け屋敷が嫌いな人でも、ある日スリルを楽しもうと思って自らお化け屋敷に入ったのであれば、怖いには怖いままだが、キャーキャー言って楽しく怖がるのではないだろうか。。そこにもしお化けがいなかったら、安心するどころかクレームをつけるであろう。自ら挑んだのであれば、面白みになるからだ。

他にも、わたしたちは大抵誰もが、身体が痛むのを嫌う。
けれども、自らあえて痛みに飛び込めば、それは痛いには痛いままだけれど、辛いものではなくなってしまう。
特に、筋肉を大きくするために筋トレをしている人にとっては、必死に運動したあとに筋肉痛になると、なかなか嬉しいものである。同じ痛みでも、向かう気がなければ辛いことであり、自ら向かったことであれば、喜びにもなる。
 

 

風邪を引いたときもそう。
しまった、風邪を引いてしまった、ああ苦しみたくない、早く治ってくれ・・・と受け身の感覚で味わうと、とても辛いものになる。
でも、おお!熱が出てきた!がん細胞が死んじゃうぞ?!などと考えて、両手を広げ、
「見よ、皆の衆よ・・・(まあ目の前に誰もいなくてもいいから、そこは気分で・・・!)我にたった今、強力な浄化が始まったのだ・・・さあ、我が身体よ、今こそその力を発揮せよ、ゆくがよい!!」と言って(いや、これも言わなくてもいいけどもw)、そのプロセスを楽しむ気で味わうと、それは本当になかなか面白いものなのだ。(本当だからやってみて!!・・ほら、そう考えると、つぎの風邪がちょっと楽しみになってきた柔らか頭のお方もおられるでございましょう??)

 

この、こちらから向かう、こちらから挑む、という心構えが、本当に魔法のようにさまざまなことを克服するのに役立つ。これを、いろいろに応用してみるとなかなか面白いことになると気がついたのだ!

起こったことを変えようとしない。怖いものは怖い、辛いものは辛い、熱いものは熱い冷たいものは冷たい、そう感じる自分も変えようとしない。ただ、それを味わう側の自分の心構えを、自ら挑む場だ、チャレンジの場だ、と能動的に取り組む場として考えるようにしてみるというだけなのだけれど、


わたしはよくこれを使っている。というか、面白いのが、その場面場面で使い方を考えて、その状況への使いかたが見つかったときというのは、ある意味でそれを超越していると言えるのである。そうすると面白いことに、その辛い出来事を起こす必要性がなくなって、現実のほうが変化してしまうことのほうが多い。

 

例えば自宅の草むしりが面倒だというとき、

「また草が生えちゃったから、やらざるを得ないよ、めんどくせーなー」
と受け身で考えるか、

「ふはははは、我が領土をわたしの好きなように変えてしまうのだ」
と思うかによって、

作業の面白みがまったく変わってくる。どう思うのか、それを思いついてしまえばこっちのものだ。

これが、思いつかない間は嫌なままだけれど、一度向かい方の案が浮かんで自分の心がそこにセットできれば、あとはそのことを超越したも同然なのだ。

嫌がっている間には学びがあって、楽しんでしまうとその学びが終わるのだとわたしは思っている。
すると不思議なことに、なぜかそれ以降も、「草むしりを嫌なままやる」という状況が起こらなくなったりする。誰かがやると言いだしてくれたり、引っ越しが起きたり。


これって、魔法使いでもなんでもないわたしたちが、魔法を使えるようになるのと同じだと思うのだ。

嬉しいことに、いろいろな状況を、「この挑戦の対象にした」というだけで、すでにそれを超越しつつあるのがわかると思う。ぜひ、色んなところで試してみて欲しい・・・!

ちなみに、超越すると、そのことからなにかしら嬉しいことや面白い宝が見つかることがとても多い。そして、これをやって楽しめるのは、嫌なことや苦しいことがあるから「こそ」なのだと思えるようになってくる。
これって、とってもお得な副産物だと思うのだ。

 

 

夫婦喧嘩をしてしまうことで悩んでいる人は、その喧嘩の面白みを見出して楽しもうとする。もしくは、喧嘩になりそうな案件において喧嘩をしないで切り抜けるという作戦を練って、その作戦通りにやってみてチャレンジが完遂するかどうかを楽しんでみる。
「また喧嘩になってしまった・・」と思わずに、いいチャンスだと考えて心密かに自分のチャレンジを楽しむのだ。


わたしはこれで夫婦喧嘩をほぼ撲滅しただけでなく、夫がこちらの願いにどんどん気がついてくれるという「宝物」を見つけてしまった。(全然期待していなかったことだった。)

 

「受け身」から「チャレンジ」に見方を変えるだけで、そこに隠れた宝箱が自動で開くようになっている。これも、この世界をRPGゲームだと思うと本当に面白いところ。自分の人生を魔法学校の舞台にして楽しむ、シンプルで遊び心に満ちた方法だ。あなたの問題には、どんな宝が隠れているのだろう?!ぜひ、お試しあれ!

 

というわけで今日は、現代人の魔法についての解説でありました。
それではまた、明日!
 

 

【オンラインサロン・『女塾』がスタートしました】


 
 

淑女の秘めたる集い、女塾がはじまりました。
女塾とは、楽しく取り組む「心理」や「意識」のことを活動の軸とした、女性としてこの世に生きることを最大に喜ぶためのコミュニティです。

 

「混浴では見せられないものも、女湯でなら見せられる!」

 

秘行を使った思い込み解除をベースに、メイクのこと、性のこと、夫婦関係や恋人関係などの男性とのこと、子育てのこと…
女の人生を彩るさまざまなことを
ジャンルを問わずに自らを優しく解放して楽しむ!
そんな仲間と出会える場を作りたくて、この女塾を発足しました。

 

オフ会ではわたくし壇珠とともに、
女を遊ぶさまざまな企画で楽しみます。

 

心理的な思い込みを手放す方法で、
男女のことを謳歌したり、
壇珠メイクを楽しんだり
特別企画では一生の思い出となるヴェネツィアの街で
ロマンチックに過ごしたり!
性を愛でるセキララティータイムなど…
その他にも楽しい企画がいっぱいです。

 

秘行の「思い込み解除」をもとに
一緒に開いて、女の花を咲かせましょう❤

 

淑女のみなさま、
女塾の花園へ、どうぞいらっしゃいませ!⏩『女塾』

 

【クンルンネイゴン レベル1】
 

地球に身体を持って生まれたことの意味を
深く追求したい方へー

 

クンルンネイゴンのクラスが開催されます!
講師はSeiRenくん。先日のレベル1のクラスで、わたしは会陰のあたりからクルクルと上に上がってくる螺旋状の細かい動きが起こり、とても面白かったです。終わってみたら新しいホクロができていました。不思議・・・!⏩クンルンネイゴン

 

【秘行の初級コースが開催されます!】
 

秘行の初級2daysワークショップのご案内です。
自分を見つめて思い込みから解放され、自由に人生を選択していくための非常にシンプルな技法。どなたでも参加できます!
自分に目覚めたい方も、豊かに生きたい方も、自分という人を愛して生きたい人にも、秘行の講師をしてみたい人にも!
気楽にご参加くださいね。⏩『秘行 初級』