ひろこさんと二人三脚で進めた、
いや・・・ひろこさんがわたしを肩車してくださって、
そこにドイツからNobuko Ashihara Huslageさん(わたしはのんさまと呼ばせていただいております)がご夫妻で駆けつけてくださって支えてくださり、
さらに参加者さまのお優しき・明るし・善良なことこの上なく、
みなさんに支えられて、イベントは感動的な時間となりました。
それを終えて参加者さまとの別れを惜しんだあと、
ひろこさんが「ミユちゃん、おつかれさまー!ブラーバだった、がんばったねー!!」
と言って、ハグしてくれました。
そのときのひろこさんは、なにかに納得しているみたいなしっかりされた様子で、
そのままそそくさとわたしを座らせてくださり、そして横に座って、
ここ↑から
ここ↓を書き始めるまで、ボロンボロンに泣いてもた・・
「あのね、これ今回みなさんからいただいたお金ね、ミユちゃんに全部、さしあげます。もらって!(*^^*)」
と・・・・・・・・・・
ひろこさんを見ると、ね?(*^^*)みたいな顔。
ダメだよ!!という正義感みたいなもので喉元を突き上げられました。
準備の段階からずっと、いただいたお金は半分こにしようね!と、手を取り合って話していたのに。
準備のためと、その前からも、わたしたちが会うときにははるばるフィレンツェから高い交通費をかけて何度も来てくださっていたのはひろこさんなのに。
ホテルを取って、わたしに負担にならないようにと、ホテルの場所も、待ち合わせ場所も、移動の手段も、なにもかもわたしの楽なようにしてくださってきたのはひろこさんだったのに。
フィレンツェの街まで電車で何度も出て、会場を歩いて探してくださったのも、下見をして、何軒かと交渉をして、直接話をして、進めて決めてきてくださったのも全部ひろこさんだったのに。
ひろこさんが口癖のように言っていたのは、参加者さまに本気で楽しんでもらうには、ミユちゃんが楽しくやれるには、、、、そればっかりで。
のんちゃんが、サンタさんが、娘たちが、どうしたら気分がいいかな。
そんな言葉しか聞いたことがなかった・・・・・・・・・
そうやっていっつもいっつも、心を尽くして頭をひねっているのがひろこさんだった。
「ダメだよひろこさん!!半分こにして!!もらったってほとんどプラスになどならないのに!!!」
と訴えました。
けれど、ひろこさんは、
「わたしはみんなが喜んでくれたことで、ミユちゃんとみんなを引き合わせられて、ほんっと嬉しくて、ミユちゃんのおかげだから!今大変だろうから、お願いだからもらってね。それで、ミユちゃんがもっとうまくいったら、ヴェネツィアご招待のチケットくれたら、飛んでいくから!」
と、精一杯わたしに気持ちの負担がないように、言ってくださったのでした。
泣けて、書けん・・・頑張れ自分・・
わたしは、ひろこさんの心意気を、受け取ることにしました。
ここで、それをしてもらわないのは、絶対に駄目だと思いました。
いやいや、半々にして後腐れなくしようや、というのはひろこさんの慈悲を捨てることだと思いました。
だから、恩に着る器を持て!!と自分にビンタをして、
「きっと、倍にして返しやす・・・・・・」
と、お答えしました。
自分は、この人に、頭が上がらなくなればいい。こんなに素晴らしい人なんだから。
だから、ひろこさんの笑顔を、わたしがさらに頑張るガソリンにすればいい。
それで、絶対ぇーに、お返しするんだ・・
そう思いました。
だのに、だのに・・・!!!!
わたしの人生最大の奇跡は、
さらにこのあと、ひろこさんがくださったもの、だったのです・・・
わたしはこうして4月のイベントを終え、
夫が自分ひとりであの中国の方との会社を立ち上げる決意を固める間、
裏自伝の校正に取り掛かっていました。
夫はこれまで務めてきた会社から追い出されてしまったため、
会社を通して資金を融通することができなくなり、
ポケットマネーを倉庫やフォークリフトなどの設備や機械を用意するための資金に当てなくてはならなくなりました。
これまで、どんなことがあってもわたしにお金のことで頼ったことなどなかった夫が、
はじめてわたしに、必要な軍資金のうち足りない分を用立ててもらえないかとお願いしてきました。
わたしは夫の必要な分の2倍とちょっとのお金を持っていたので、
それを全部現金でわたして、これで全部だから使ってくれ!!と言いました。
すると、これじゃ多いよ!必要な分でいいから!というのです。
・・・水臭ぇぜ・・
それで、「うるせーな、いいから持ってけよ何に必要になるかわからないだろ!」
といって跳ね返しました。
夫は、迷いと安堵と悔しさと決意とを全部込めたような目でわたしを見て、
「・・・・ありがとう・・・・」と言いました。
わたしはその気持が、わかる気がしました。
きっと、あの時わたしがひろこさんに抱いた気持ちと、おんなじなんだろう・・・・・・
こうしてわたしは、ひろこさんがくださったあの時の心のこもったお金も、この時にすっからかんに使ってしまったのでした・・・・・
夫はこれまでのキャリアも職も失い、
ひろこさんはせっかくのイベントのお金をすっかりわたしに渡して、
わたしは持っていたお金をこれまたいっぺんに断舎離して、
みんな、それぞれ、誰かの幸せや成功を祈っていた。
このベースがあって、その奇跡が起きたのです。
その全貌は、やっと(ごめん)次回に・・・・!!
つづく