10年前の今日、
ワタシはニュージーランドにいました。
夫の友人宅でバーベキューをしていて、
「ちょっとテレビ見て。日本が大変なことになってる!」と
家の中に入ってみんなでテレビを囲みました。
画面に映るのは水に浮かんでいる自動車、、、
何が起こったのかすぐには理解できませんでした。
それが地震による津波だとわかった時、
そこにいるニュージーランド人はみんな心から同情してくれました。
その3週間前にクライストチャーチでも大きな地震があったから。
香港に戻ってきて、いろんな活動を通じて
香港にいる人たちの温かさを感じました。
ビクトリアパークでのチャリティーコンサート、
こどもの学校での募金集めではお礼に折り紙の鶴を折りました。
補習校の開校式での募金集め、
企業の募金では、会社が倍にして募金をしてくれました。
街中でおそらく10代後半くらいの男の子が
津波で親が亡くなった子どもたちの募金を大雨のなかしていました。
「こんな雨のなか、日本の子たちのためにありがとう」
とお礼を言うと
「ボクがしているのはこの子たちに比べたらたいしたことないよ。
ボクはこれくらいしかできないけど、何か役に立ちたいんだ。」
と顔をくしゃくしゃに目を赤くして言いました。
ラグビーセブンスではいつもコスチュームを着てジャパンを応援するのですが、
Pray for Japanと書かれたTシャツで応援したら
サウススタンドのお祭りスタンドのサポーターはやさしい言葉をかけてくれました。
世界のどこかで災害や困難があると
他の国がサポートしてくれます。
コロナでは全世界の人が大変な状況にいるけれど、
自分ができるささやかなことをみつけて何かできればいいなと思います。