術後1日目 | Absolutely香港

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アラフィフ女子、香港生活のつぶやき :)

夜中ごろ痛みで意識がはっきりし、

コールボタンを押しました。


喉がすごく乾いていて、こ・・こ・・声がでない。

やっと一言

「水がほしい」

と言うと

「まだダメよ」とあっけなく却下。

そのかわり唇を水で濡らしてくれました。


喉は乾くし、

30分おきに血圧測りにきたり、

点滴の残量を確認したり、

尿管の確認をしたりと出入りが激しかったので

あまり寝た気がしませんでした。



午前9:30ごろドクターが来て、手術の説明を受けました。

3時間かかって、順調だったこと。

卵巣は問題がなかったので、そのまま残ってるとのこと。

大量に出血しなかったので輸血は必要なかったそうです。

1-2cmくらいの穴が4箇所お腹に開いていて、

それの消毒をし、

尿管と血管を取った後、

子宮の写真を見せてくれました。


初めて見た子宮の写真、

まあ、キレイ~!

あたたかい色していて柔らかそう。


その中に筋腫の三つ子ちゃんがぬくぬくと育っていました。

どうりでムスメが出産予定日になってもでてこなかったわけだわ。

なんだかものすごく居心地よさそうだもの。

子どもたちが胎内にいる時は、守ってくれてどうもありがとう。

お疲れ様でした。






その後お粥スープを持ってきてくれました。

味がなさすぎ。

一口食べて気分が悪くなったので、残しました。


病室にくるナースは誰もが聞くのが

・ガスでた?(ガス(おなら)を出すのは術後大事なミッションらしい)

・ピーでた?(おしっこを一人でしにいくのも大事)

・プーでた?(排便も大事)

毎回まるで合言葉のよう。

ピー?プー?ガス?ノー?


この3つがクリアできたら、流動食から普通の食事に変えられるそうです。





間違いがないようにベッドサイドには

患者さんの食事規制が表示されています。





普通食の場合、

前の日に配られるメニューに希望をチェックします。

朝、昼、夜のほかにアフタヌーンティーも!

お料理の種類は中華か西洋料理。

明日退院予定なので、食べるかどうかはわかりませんが

とりあえず三食とも中華にチェックして提出しました。


病室は朝からドクターやナースのほか、

主治医ではないドクターが研修生らしき若者数人と傷を診たり、

病院専属(?)のシスターがお話にきてくださったりと

出入りが激しかったので寝られず。


午後1時すぎにオットが来てくれました。

が、痛み止めの注射をお尻に打った直後だったので

15分くらいで寝てしまいました。

ごめんね、往復2時間のところをはるばる来てくれたのに。






お昼寝から目を覚ますとアフタヌーンティータイム。

合言葉の3つともまだなので、ケーキはなし。


午後4時ごろ点滴がとれたので、

ナースに手伝ってもらってパジャマに着替えて

病室を歩いてみました。

が、

頭がクラクラ~、歩けな~い。



窓際のベッドの同室の人はワタシの手術中に退院し、

結局滞在中、個室のようなものでした。ラッキー。





立てないなんて~!歩けないなんて~!

と凹みかけていましたが、

窓から見える香港の景色が

「まあ、ぼちぼちでええんちゃう」

と慰めてくれているみたいで、

ちょっと気を取り直して、自力でトイレへ行ってピーしました。



夜になってもガスが出ないので、またまたお粥。

「このままだと明日退院できないかもよ。」

とナースに脅かされたので、それは困ると

食欲はないけどがんばって5口くらい食べました。

その成果あってか、ガスもオッケー。

出血なし。