ピーチになりたい | Absolutely香港

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アラフィフ女子、香港生活のつぶやき :)

LCCでもマリオのお友達のお姫様でもありません。


お風呂に入っていたムスメが

異常なくらい石鹸をつけて、スポンジでゴシゴシ洗っていました。

「今日そんなに汚れたの?」

と聞くと

「だってピーチになりたいんだもん」


ピーチ???

ハハの知らない流行っているものかと思いました。


よくよく聞いてみると

ムスメの肌はブラウンだからクレヨンのピーチの色(白人の肌の色)になりたいようです。

女の子というのは容姿に敏感で、

幼稚園の時も

「どうしてママみたいな目の色なの、ダディーの色(青)がいい」

と泣きつかれたり、

「イエローヘアー(ブロンド)がよかったのに」

と言われたり。

その度にムスメの目はどんな美しいか、髪の毛の色はどんなに素敵か

ダディーが延々と説明していました。


小学校でお友達の絵を描くという授業があり、

お友達はムスメの顔の色を茶色いクレヨンで塗っていました。

他に数人いる褐色の肌をしているクラスメートと同じ色。

クラスにはアジア系の肌も髪の色も濃いグループと

欧米系の肌も髪の色も薄いグループがあり、

特に女の子は薄いグループの方がキレイだという意識があるよう。


You are beautiful just the way you are


ラブソングの歌詞や口説き文句のようですが、

自分のあるがままを受け入れて、それが美しいと自信を持って育ってほしいと思います。


わからないことはないですけどね、

ハハも幼少のアメリカ時代、コンプレックスの塊でしたから。