先日とある新聞記事で、
コロナ禍において仕事がなくなり
まだ小さな息子さんが「鬼滅の刃の映画を観たい」と言うも
お金がないから連れて行ってあげられない
というシングルマザーの方のお話を読みました。
我が家にも
まだまだ小さな未就学児がいることもあり
なんだかその子と息子たちとの姿を重ねて見てしまい
胸が締めつけられる想いでした。
病院勤務時に
本当にいろんな患者さんと出逢ってきて
もちろん上を見たらキリがないし
下を見てもキリがないけど
それでも私は屋根のある空調の効いた場所で
毎日解雇される心配もなく好きな仕事に携わることができ
学びたいと思えば学べる環境にいて
きちんとまとまったお給料がもらえる
食べたい物が食べられて
明日食べるものに困ることはない
そんな環境にいられるのが
どれだけ恵まれたことなのかと
時々ハッとさせられる病院勤務時代でした。
もちろん大学時代は勉強と実習と
本当に毎日大変な時期を送ったし
自分が努力してきたことは確か。
でも
努力したいと思った時に
努力できる環境にいたということは
実はとても恵まれていることだったのだなぁと
最近思うのです。
そしてそんな環境にいられたのは
運ももちろんあるけれど
両親のお蔭も大きくて
やりたいと思ったことを
躊躇なく言える関係と
私にお金の心配をしないでいいようにしてくれていた
父の無言の努力と
いつでも帰る場所があると思わせてくれた
母の温かさと
話したい時にはいつでも喜んで話してくれる
妹の存在感と
何より家族が完全な安全基地で
私のことを全面的に信頼してくれていた
その眼差しとに
私は本当に守られていました。
そんなことを考えていると
すごく父に伝えたくなって
先日ありがとうという言葉と共に伝えたんです。
そしたら父の返事は、
もちろん幸運もあるかもしれんけど、
やっぱり努力した美由紀が掴んだもの。
努力できる環境にいても努力しない人もいる中で
お前は努力したんだから
やっぱり自信持っていいんじゃない。
あぁ、やっぱりこんな風に
私のことを温かく見守ってくれて
温かく認めてくれる
そんな親のお蔭で今の私があるなぁと
心の底から感じました。
私も子どもたちのことを
そんな風に信頼して認めて
わがままも嫌なことも
何でも躊躇なく言える親でありたいなぁと
温かく感じた時間。
幼児期の子どもたちとの限られた時間を
日々大切に過ごしていきたいなぁと
改めて感じる日々です。
ブラウン みゆきのmy Pick
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