トレンドセミナーパリホテルbyMANAさん | インテリアコーディネーター島田みゆきの引き出し

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さいたま市のオフィスで仕事をする
フリーランスインテリアコーディネーターです。
インテリアは内面を表すと言われています。
テーマはエイジレスライフ。衣食住、趣味など
インテリアの枠を広げて
お伝えしています。


今日はマナトレーディングさんによる
トレンドオンラインセミナーの第二弾。
パリのホテル編。


リニューアルされた
最新トレンドホテルを
含めて解説してくれた。

往年のバレエダンサー🩰
をモデルにしたホテルは
水仙の花がモチーフ。
エントラスから流れるような
曲線の家具やソファ。
壁のモール使い、淡いピンク色が 
アレンジされ
女性らしいインテリアが
展開されている。

※ホテルの名前が聞き取れなくて
ごめんなさい。
後ほど調べておきますね。

7区にある
ル.ダービィーアルマーは33室の
ホテル。
ここは最高峰のファッション通り
に位置しており
オートクチュールを意識して
デザインされている。
客室は
ランバン、サンローラン、エルメス
それぞれでコーディネィトされている。
※ため息しか出ない。

次のホテルは36室。
庭園をイメージしたホテル。
テラスはまるで植物園のようだが
黒のファサードが使われており
品の良さがひかる。
人気の場所だそうだ。

次なるはHAMMN
こちらはトルコをイメージ。
インドアガーデンもすばらしく
壁に本物の苔が使われている。

パリの北区にあるホテルは
237室もある大型。
2018年春にリニューアルされ
ドイツの運営会社が
ヨーロッパ圏で
初めて経営している。
非常に個性的なインテリア。
インドネシアのバテック柄
再生のものが使われていたり
明るい色同士が組み合わせ
られていたり…
形容するのが難しい。

次は
スタルクのデザインしたホテル。
エントラスかららしさむんむん。
本物のろうそくが使われていたり
南米とアフリカ、
モダニズムとバウハウスといった
雰囲気である。
トイレにピアノがあったり。
客室のベッドリネンは
パリパリのベッドカバー、シーツ
の下にふわふわの羽毛布団が
使われている。
屋上は緑化庭園になっており
ジャグジーがあったり
鶏が3羽飼われていたり
どこかホッとする雰囲気が
あるのも余裕と言えよう。

最後はデルネホテル。
107年の歴史があり2014年に
リノベーションされている。
元々ここはアーティストが
住んでいた場所だそう。
レストランの天井はエッフェル塔
のデザインとの事で
なんとも美しい。
デザイン関係の写真撮影に
使われるそうで予約がいっぱいと
いう事である。

ミッソーニのホテルの2階は
あの高田賢三氏が
ホームブランドを展開しており
3室がそれぞれ違ったインテリア
でしつらえてある。

舞妓という名の部屋は
可憐なピンクでまとめてあり
将軍という部屋は
屏風や家具には金継ぎを入れたり
桜という部屋には
着物を思わせるスツールが
あったり。
西洋と東洋の美。
まさしくケンゾーワールド!
ハイソサエティの人達だけが
宿泊できる特別空間である。

とにかく総じて
コンセプト作りから
デザインまで考え尽くされている。
細部にわたりこだわり、
色使いも含め、照明が映る角度まで
徹底的に考えられているのだ。


(こちらは大好きなマンダリンホテル)

今回は
パリホテル写真の掲載が
ないので伝わりにくいと思う。
でもとにかく私の記憶に
新しい内にお伝えしたくて
ブログにしてみた。


(こちら新潟にある
大好きなベルナティオ)

ホテルに泊まるのは非日常。
旅の思いを増幅させてくれたり
観光後の睡眠をとる場所でもあり
夢の空間でもある。

パリはファッションと共に
トレンドを生み出す場所。
その中で人気のあるホテルは
ずっと魅力的であるために
色褪せぬために
リニューアルを繰り返している。

マナさんには最新トレンド、
デザインの究極を見せて
頂きとても感謝している。
毎回人気があり直ぐに定員に
なっていたので
今回のオンラインセミナーは
非常に有意義であった。