マズロー | 森の癒しのヒミツを探る~森と魂のセラピストブログ

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自然と調和、そして自分と調和がテーマです。好奇心に導かれて、自分の感覚を信じて、そのまんまの自分、魂との出会いを楽しめたらいいな。

自然も自分もまるっと感じて、

いま、ここを祝福する。


"森と魂のセラピスト"
飯田みゆきです。

 

 

今日も、

清里ミーテイングの準備中。

持続可能な開発目標と森林療法

 

 

徐々に、

森林療法とSDGsをつなぐ

キーワードが見えてきました。

 

それは、

 

"自尊心 selfesteem"。

 

です。

 

 

 

ところで、皆さんは

「マズローの欲求段階説」

をご存知でしょうか。

 

 

アメリカの心理学者

アブラハム・マズロー(1908 - 1970)が、

 

「人間は自己実現に向かって

絶えず成長する」

 

と仮定し、

 

人間の欲求は

5段階のピラミッドのように

構成されていて、

 

低階層の欲求が満たされると、

より高次の階層の欲求を欲する

とした理論です。

 

wikipedia自己実現理論より

 

①Physiological 生理的欲求

②Safety 安全の欲求

③Love/belonging

 所属と愛の欲求(社会的欲求)

④Esteem 承認(尊重)の欲求

⑤Self-actualization 自己実現の欲求

 

 

さて、

持続可能な開発目標(SDGs)を

この理論で考えると、

 

貧困、飢餓、健康など、

ほとんどの目標が

 

①生理的欲求

②安全の欲求

 

を満たすための目標であることに

気づきます。

SDGs 17の目標

 

 

ジェンダー、不平等、公正などは、

③所属と愛の欲求(社会的欲求)

④承認(尊重)の欲求

まで大きく関係し、

 

教育、パートナーシップなどは

⑤自己実現の欲求

にも関わってくるでしよう。

 

SDGsが

「人間、地球及び

繁栄のための行動計画」

であるなら、

 

人間の欲求に反した行動計画は、

難しいのではないかと思うのです。

 

 

マズローは晩年に第6段階目として

「自己超越の欲求」を発表しています。

 

SDGsの実現を担う人材もまた、

自らの欲求に誠実であることも大切な要素だと思います。