[高松] 監督まつり
どうも。「家に帰るまでが遠足です」とはよく言われましたが、私は家に帰っても1週間以上は遠足気分をひきずったあげくに「遠足気分がぬけない」とよく怒られていましたさだかねみゆきです。
「さぬき映画祭」のつづきを。
映画祭のフェスティバルディレクターは
本広克行監督。
ということは
もちろん
映画・踊る大捜査線1・2・3・FINALのイッキミがありました。
アフタートークも充実です。
本広克行監督、亀山千広プロデューサー、脚本の君塚良一さん
3人がそろってのアフタートークは
実はレアもの。
わたしも実は
こうしてかしこまって、お3方とお話しするのは
初めてです。
(いつもは冗談ばかり言っているので)
3人は盟友といった感じで息もぴったり。
(まぁこれは予想通りですが 笑)
日本中からかけつけて下さった捜査員(踊るのファンの方々)の質問に
気さくに答えてくださって
とっても楽しい時間でした。
イッキミ終了後、俳優のみなさんと。
交渉課の倉橋役・ムロツヨシさん
SATの草壁中隊長役・高杉 亘さん
犯人の坂下始役・北山雅康さん
美人警官・小橋めぐみさん・川村紗也さん・山本真由美さん
みなさんと、うどん食べにいったり夕飯食べたり美術館行ったり
ぐっと距離が近くなり嬉しかったです。
この3日間、名だたる監督が勢揃い。
大林宣彦監督×本広克行監督のトークショーを担当させていただきました。
大林監督の言葉は重く、壇上でわたし泣きそうになりました。
たとえば
「やりたいことをやりたいけれど、お金が足りないってことは、
それだけやりたいことが大きいってことなんだよ」
とか、
「フィルムは“まばたき”してるんだ。
私たちも実は目をつむっているときにこそ
大切なものを思っているんじゃないかな」
とか、
「映画監督と映画作家と、言葉を使い分けています。
わたしは会社で映画を作っていないので、映画作家。」
とか、
「他人がやったように上手くやろうと思わないで、
自分らしく失敗しなさい」
とか。
「フィルムもデジタルもそれぞれに良さと悪さがある。
だからデジタルはデジタルで、それ専門の照明部やスクリプターが育てばいい」
などなど。
懐のおっきな素敵な方でした。
シアワセ
これは中島貞夫監督と本広監督が打ち合わせなさっているごようす。
中島貞夫監督は滞在日を延長して
最終日まで残って若い監督さんたちと交流なさっていました。
そして
今話題の映画もぞくぞくと登場。
「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督の
アフタートークを担当させていただきました。
とても気さくにお話いただき、嬉しかったです。
またお会いしたいな。
それから
「鍵泥棒のメソッド」の内田けんじ監督と
みんなでうどんを食べたり
国際的に活躍している若手10人の監督
(池田千尋監督/井上都紀監督/窪田将治監督/瀬田なつき監督/深田晃司監督/松永大司監督/三宅伸行監督/森英人監督/山岡大祐監督/吉田光希監督)
と
4時間にわたるサミットが開かれたり
夜な夜な作品を観ながら呑んだりと
(これは木村好克監督の「スープカレー」上映中)
充実した、さぬき滞在でした。
ふう。しあわせだった~。
祭りの後の余韻からまだ抜け出せないで居ます。
でももう大人だから
誰にも怒られないも~ん。わ~い!
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