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不妊治療の経過について🌷  私の不妊治療経過について記しておきたいと思います 途中までは大まかにブログに掲載してきましたが45歳になったころ、そろそろ不妊治療を終わりにしようと思っていた為いったん記録をやめていました これは、ほぼその続きになります  その頃にAMHの数値が良くなっていたこともあり、最後の一年として転院をして採卵と移植を数回しました コンスタントに4〜5個採卵出来、毎回1〜3個胚盤胞凍結が出来ていました その都度一番グレードが良いと病院から提示される1個のみ移植していました 着床し胎嚢が見えるまで行くこともありましたが心拍が確認されることはありませんでした  46歳になったときにはもう採卵しても採れるのは1〜2個、凍結出来るまで育つのは1個、もしくは0個になりました 急激に卵が育たなくなったことを感じたので、そこで本当にもう不妊治療はやめようという話し合いになりました  その時点で、凍結したままの胚盤胞が4個(大3、小1)残っていましたので、それをどうしようか…と Abemaヒルズのインタビューでもお話しした部分ですが、それらの卵を廃棄という最期にはしたくない気持ちが強くて… また高額な出費になるけど、と悩みましたが流れてしまうとしてもせめてお腹に戻してお別れしようということになりました   その頃です 急に思い出すことがありました 以前の病院で移植のときに卵を置く位置辺りに何かある、と子宮エコー映像を見ながら医者の先生が呟きました  それから少し気にはなっていましたが移植に問題ないのだろうと勝手に判断して、採卵と移植だけを繰り返していました でも最後の移植は焦りがなかったのと、もし子宮内部に何かあるなら状態を良くしてから卵を迎えようという思いで初めて子宮内を目視検査するための子宮鏡検査を受けることにしました  すると… 子宮内ポリープと子宮内膜炎が見つかりました おそらくだいぶ前からのものではないかという大きさのポリープと全体の炎症でした  子宮内膜炎は2週間の経口薬で治りますが子宮内ポリープは内視鏡手術(日帰り)となります すぐに予約しましたが近日はいっぱいで、およそひと月後に手術を終えました  一度生理が来てから移植を…という段取りをしていたところ仕事の都合もあり間が数ヶ月空いてしまいました  余談ですが、これらの治療後これまで重い生理痛に悩まされていたのに初めて鎮痛剤を飲まずに過ごせました 生理痛が強い方はエコー検査や子宮鏡検査でご自身の子宮を検査し治療することを強くお勧めします   そのうちにまた生理痛が重くなり、おかしいと思いおよそ一年後にまた子宮鏡検査を受けることに…するとポリープも内膜炎も再発していました 今度のポリープは小さいものが複数出来ていました これでは移植に不安があると先生に相談し、手術後一度目の生理後に移植するようにスケジュールを立てました   そんなころに、受精卵の着床前診断という染色体検査が出来ることを知りました(条件がありましたが該当していました) 残りの卵全てを移植するのには金銭のみならず時間もかかるので、それならばその検査を受けましょうという運びになりました  すると、1個だけ染色体に異常が見当たらない受精卵がありました(厳密にいうともう1個、大丈夫そうなのがありましたが少し心配な部分があったため一番良い状態のを選びました)  これは奇跡だと思います 40代の卵で出産までいけるのは200分の1とも言われています 私が40代になりそれまで排卵した卵の数はおそらく400個前後、その中から奇跡的に拾えたということなんだと思います  染色体に異常があると着床しなかったり、着床しても妊娠初期でほとんどが流産することはもう明確になっていることですので、迷わずその卵を移植することに決めました そして今日まで妊娠が継続している次第です     長く不妊治療をしていて理不尽に思っていたことですが、様々な検査については自分から情報を得に行かないと手に入らないことが多いのが現状です 病院が全ての可能性を提示してくれるわけではありません  検査を後回しにしなければ私はもしかしたらあと5年早く妊娠できていたのかもしれません…  検査の内容によっては採卵や移植が遅れるかもしれませんが、遠回りなようで結局近道なのではないかと思います 体外受精を続けている方は、やみくもに採卵、移植を繰り返すのではなく、年齢に応じて可能かつ必要な検査を受けに行ってみて欲しいと思っています  #不妊治療 #高齢妊娠 #子宮鏡検査 #子宮内膜炎 #小松みゆき #体外授精 #顕微授精

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