24日、被災地のペットを輸送するボランティアに行ってました。

伊達市から猫を一匹&犬一頭&いわき市四倉から犬一頭の3名。

猫はアメショのチィちゃん伊達市の犬は雑種のチョロくん
いわき市の犬は同じく雑種のダイくんです。

3名とも津波被害のお家から来たようで、すでに飼い主から離れて
ペットクリニックや親戚のお宅に避難中でした。

犬たちは中型犬でそれなりの力があるので、私の力では悪戦苦闘
指定の飛行機に乗せなくてはならないので写真を撮る間もなく…でしたが
最初にピックアップしたチィちゃん(18歳!)は一緒に写真を撮りました。

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夜通し走って朝6時。徹夜の顔ですみません。

このチィちゃんはご高齢のためか、その境遇にも車移動にも
全く動じるところがありませんでした。
移動中も私の横の助手席で・・・

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(たまたま日差しよけの為にかけた新聞の見出しが・・・
全てを受け入れたような安らかな寝顔に心が痛みます)


黒x茶のチョロはとっても臆病で、停止するたび吠えてましたが
この先大阪まで飛行機の移動があるのでお水は舐める程度に。

柴犬色のダイはひと月ずっと繋がれたままだったらしく
トイレを済ませようとちょっと散歩したら走り出して、引きずられる勢いでした!

でも、みんなとっても可愛い子たちで短時間だったけれど別れが辛くなりました。

様々な事情があり貰われていきますが、その先で幸せな環境があるなら
出来る限りのことはしたいものです。

ただ、一人で動物3名様はちょっと大変(;^_^A
私の車にはサイズもギリギリでした。
次回は自分も楽なように工夫しようと勉強になりました。

犬2頭は羽田から大阪にある動物保護の団体へ。
チィちゃんは都内の新しい飼い主に無事お渡しできて、今回の任務は終了しました。

今回お世話になったのは “ ALIVEふくしま ”さん。
日々、避難所のペットのケアや飼いきれなくなったペットの受け入れ先案内などの活動をしています。どこもだいたいそうですが、有志で集まる団体なので資金や物資、人手など大変不足しています。
なにとぞご協力をお願い申し上げます。




今回、ム~と思ったこと。
基本的に東北道、常磐道ともに避難車両は無料になるのですが
動物の避難で無料になるのは届け出のある一部の団体のみだそう。

証明書がないとキリがないのはわかるけど、一人で多頭と移動していたら
旅行なんかじゃないってわかると思うけどなー!







『第六天魔王』さん
なかなか過激な文面があり掲載を控えててすみません。抜粋してこちらに掲載しますね。

 「原発止めたら経済が止まるなんてのは思考停止?
 原発の無い地域は、それで済むかも知れないが、
 原発が経済を支えている地域の事を考えた事がおありか?
 危ないから徐々に停止なんていったら、原発立地地域はさらにやっていけなくなるのだ。
 安全の為なら、地域過疎化もやむなしって考えには賛成出来ない。
 それこそ原発の無い地域の核アレルギーによるエゴだと思う。
 一度受け入れたら、滅亡まで付き合わねばならんのが原発のジレンマだよ。
 正直、原発全廃は無理ですな。
 理想だけでは、生きていけません。
 例え汚い事でも、やらなきゃならない事もある。
 それが政治です。
 綺麗事だけで政治をやるなら、宗教政治しなきゃ無理です。」


私の地元もおそらくこれに当てはまりますが、
「原発が経済を支えている地域」は結果的に原発がきたから発展したためで
ほかのインフラなどでもその地域の発展はできたと思います。
「地域過疎化」ではなく、長い目でみれば新しく町単位で別の収益方法に
シフトしていくことも考えられることでしょう。
国民全体の健康、安全な生活が脅かされることと一地域のそのときの経済は
比べるべきところではなく、そこを補うことありきでの原発離脱ではないかと。
いずれにせよ、今、現在こうなった当の地域の住民の多数は原発関係者でさえも
原発はいらないと言っています。
細かくいうと、こんな地震だらけの国、ツナミという言葉が生まれた国に
原発は合わない、という意見です。
恩恵は受けたけれども全てを奪われるなら 最初から賛成しなかったと。
きっと福島の浜通りは今後、全国の原発のお膝元にある町のモデルとなるでしょう。
この結果を見てそれでも地域の経済のために誘致するという町がでてくるのか・・・
今まではただの国策でしたが、これはもう政治ではなく人類としての倫理かと思います。
滅亡まで受け入れなければならないものはやはり、私はいらないと思っています。
どこの政党だったらどうだったかというよりも、昔の原発推進派の政治家がおらず、
東電、経済界との馴れ合いもなく進める勢いがほしいものです。
この前の経団連の方の会見で「今の政権は事前に相談もなく結果だけ言ってくる」
と苦々しく言ってましたが、とても違和感がありました。
この方たちが国に意見できるのかと。
株式会社の経営者たちは利益を出すことが仕事なのに、
国全体を見据えた意見など言えるのかとね。

こういう話は多くの議論が必要ですよね。
貴重なご意見、ありがとうございます!




kuroさん、
長い文面、ウェルカムです!
遠く海外からのご支援、本当にありがとうございます。
日本にはないサプリなどは私たちでは思いつきもしない物資だったと思いました。
今、被災地の人間は災害後の報道が無くなることがとても怖いと思っています。
被害はあまりにも規模が大きく、日々進むことはあまりに小さく、
日にちが経つばかりで風化してしまうことを恐れています。
日本はやはり報道規制があって、海外で流れたような
津波後の命の尽きたそのままの町中は、映像として流れていません。
おそらく日本人が見ているより酷い画像を海外の方は見ていると思います。
それを時折思い出してもらえるように、海外在住の方の働きかけを何卒お願いいたします!




皆さんも、長い文面ぜんぜんOKです!
昔もそうだったのでしょう。激動の時代には特に思いがこみ上げます。
声にしなければ、伝わりませんよね。
人に伝えることで自分の決意も固まったりします。
私も今回のペットの移送のお手伝いはここに気持ちを載せることで
芽生えた部分もありますから。
ただ危険な部分はちょっと濁して書いていただけますよう、お願いいたします。
せっかくのご意見が載せづらくなりますので・・・

いつも見ていてくださる皆さんのおかげで励みになっています!