おはようございます
咳の酷いくまこです
日曜日に七五三の為に久し振りに家に帰ったのですが、夜から咳が酷くなり、月曜日の午前中にお医者にいきました
月曜日の午前中のお医者は、とても混んでいて、当然待合室で待つ事になります
そして、何時もは
殆ど読まない週刊誌を手に取りパラパラと…
イラストレーターの和田誠さんの追悼記事が、目に入りました
『和田誠』
同年代の方にはビッグネームだと思います
映画監督として日本アカデミー賞を取ったり
もしました
くまこが、この名前を知ったのは小学生の時、日課としていた図書館巡りで
『お楽しみはこれからだ』
と、いうエッセイ本に出会った時です
この本は映画の名台詞を抜粋して
イラストと共に載せている
見ていてとても楽しい本でした
そのイラストは独特で、きっと誰もが楽しく
なるような絵です
絵も文も和田誠という作者によって
作られていました
その本を借り、映画の台詞を覚え、無理矢理日常生活に使ったりもしました
（かなりの無理だしたが…）
お気に入りの星新一の本の挿絵もかなり和田誠作品が多かったと思います
余談ですが、小学6年生の時の月刊漫画誌
『マンガ少年』
に『お楽しみはこれもなのじゃ』
と、いうエッセイがありました
みなもと太郎という漫画家の方のエッセイです
こちらは、漫画の中の名台詞を抜粋しています
中学生になると、この和田誠のエッセイが
キネマ旬報に連載されている事がわかりました
大学生の時に『麻雀放浪記』と、いう映画の監督が和田誠と知って観に行きました
その時は、麻雀関係者に配る特別鑑賞券でした
そして
大人になり、言葉を使う仕事をする様になると
『お楽しみはこれからだ』を買い揃えてしまうのです
（7巻まであります）
先日の訃報…
くまこは寂しさで一杯になってしまいました
子供の頃から親しんだイラストレーターの訃報…
勿論、面識も無く、知り合いでも無く、熱烈なファンでもありません
しかし
今でも、パラパラと本をめくり
絵を眺め
台詞を覚える
そんな日常なのです
長い時間くまこの日常の一部を作ってくれた
芸術家の訃報は辛く、寂しいです
一度で良いから、お会いしてみたかったなぁ
寂しいくまこでした