突然の白血病宣告 | 白血病のママを応援するブログ

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ある日突然、ママが白血病宣告を受けました。
これまで多くの闘病記を拝読させて頂きましたが、
家族視点でのブログはあまり見つからなかったので、
患者を支える家族というものが日々どのように考え、
想いなどを綴れればと思います。

2012年5月30日
先日、お腹にボール大のできもの?腫れ?があるというので、
妻が地元の胃腸病院に行った時でした。
どうやら胃腸ではなく脾臓ではないか?という事と、
血液検査した結果、良くない値があるので、
またまた地元の血液内科を紹介頂き、翌日行くことになったのですが、
白血球の数値が異常に多いと言われた事と、脾臓の腫れというキーワードにて
ググると「白血病」という言葉が・・・

まさか白血病になるわけないよな、こんな元気なのにと思いつつも、
不安に感じたので、翌日は会社を休み妻の病院に付いていく事にしました。

紹介されたのは地元の大学病院、
以前、長女が夜中に高熱を出し、救急でお世話になった以来の病院。

まずは血液検査、CT、心電図など一通りの検査をして診察という流れでしたが、
やっぱり大学病院って待ち時間が長くてしんどいな~と思っていたところで、
妻の受診番号が表示され診察室に・・・
先生は(あとで分かったが)、本大学の教授職の先生だが、
話し方も冗長的で、ナイル川のように話が蛇行するし、
正直、何を言いたいのか分からなかった。

ただ、この先生はあっけらかんと「白血病ですね」なんて言い放ちやがったw
「おいおい!心の準備が出来てねーぞ」と思いつつも、
膝から下の力が抜け、崩れ落ちそうになるのを必死に堪えるのが精一杯だった。
ただ白血病には種類があるらしく、血液の値だけでは判断出来ないので、骨髄穿刺(マルク)をやる事に。

この日から、みゆかずママと我が家の闘病記が始まるのであるが、正直この日は全く眠れなかった。
白血病=不治の病という思い込みから、今後起こりうるであろう闘病生活と、
最悪の結果、妻を失う事への恐怖より、一晩中眠る事が出来ず一生分の涙を使い果たしたと思う位泣いた。