アビタ67はモントリオール万博に建てられた歴史的建造物 | 生涯最高の旅をしたいあなたへ贈る!カナダ モントリオール・ミッキー旅コンシェルジュ

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 こんにちは
 カナダ🇨🇦モントリオール在住
旅のコンシェルジュ
ミッキーです。
 
今回はモントリオール万博の一環として建てられた
アビタ67(Habitat67)をご案内します。
この設計は建築家モシェ・サフディマギル大学の修士論文を素に制作したものです。


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エキスポに建てられたアドレスとそのユニークな建物ゆえに不動産価格は年々高騰しています。


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現代、Habitat に住んでいる人は著名人も多くここに住む事がステイタスになっているようです。


パティオからの眺めはモントリオールの街が見渡せて絶景です。

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(C)Habitat HP 


この集合住宅は会期中にモントリオールを訪れた高官たちの仮宿舎にもなりました。
 
1967年にカナダ モントリオールで『人類と世界』と言う
テーマで万博が開催されました。
 
大阪万博は1970年ですからモントリオールから大阪へとバトンタッチされました。
 
今でも吹田万博公園の日本庭園前にはモントリオールから
寄贈されたメープルの木と石碑が残されています。

今回は住宅内ツアーに参加した様子を中心にご案内します
 
まずは外観をご覧ください
 
コンクリートのユニークな住宅が3棟繋がっています。
写真はその中の1棟
 
コンクリートの壁が空間を区切っています。
 
 
 

 

 

 

中洲に建てられている為、景観は抜群

対岸にモントリオール市街と旧港が望めます
 
 
 

客戸が庭を持ち個人のプライバシーの空間を確保する設計になっています

 
 
こちらは最上階近くの共有のスペースです
 
お花が植えられパーティをしながら景観を存分に堪能することができる空間
 
 
 
 
 
裏の景観はバイオスフィア(円形)を眺めることができます
万博博覧会の時はアメリカのパビリオンでした。
今は水と環境の博物館になっています
 
 
 
 
1985年に入居者により買い取られてからは私有の共同所有集合住宅になりました。
 
 
 
 
現在ではこの特徴的な建築と景観に値は高騰して一般市民が
ここに住むことは難しい高価な住宅になっています。
 
 
 
最上階はモデルハウスと言うよりも美術館と言う
位置付けで、訪れる建築家やツアーの人々が見れるようになっています
 
シンプルでかつモダンな内装になっています
 
 
 
夜になると夜景が一望できとても美しい景観です。
 
 
 
 
 
 
★この設計は建築家モシェ・サフディ
マギル大学の修士論文を素に制作したものですが、
この建築が話題になり彼の出世作となりました。
 
あのシンガポールのマリーナベイサンズホテルも設計を担当しました。
 
サフディはこの建物に相当の思い入れがあるようで、
ペントハウスの部屋をまだ所有しているそうです。

 
今回はモントリオール万博の一環として建てられ歴史的建造物のひとつ
アビタ67(Habitat67)をご案内しました。

 
 
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