キンモクセイの香りが
うれしい季節となりました。
ところで、
お彼岸にいただくお菓子…
ぼた餅と、おはぎの違いを
ご存知ですか?
私は実は、ぼた餅とおはぎが大好き❤(笑)
違いって?
呼び名が違う?
作り方が違う?
中身が違う?
実は…
「春」のお彼岸にいただくのが、
「ぼた餅」
名前の由来は、
春の花「牡丹(ぼたん)」から。
そして、
中身のあんですが、
小豆の種蒔きは、春なので、
前年から保存していた小豆は、
皮も固いので、
こしあんにしたそうです😊
一方、
秋のお彼岸にいただくのが、
「おはぎ」!
そして、
秋の花の「萩」に因んで、
「おはぎ」と言います。
食べ物に、
お花の名前を付けるなんて、
ステキですね〜!
そして、
小豆は、収穫が秋なので、
皮も柔らかいので、
「粒あん」にしたそうです。
小豆は、
赤い色で、「魔除けの効果」があると、
信じられていて、
「邪気を祓う食べ物」として、
ご先祖さまへの供養に使われていました。
また、
お砂糖は、
江戸時代初期、大変 高級品で、
大事な日や大きな節目、大切な人への
「振る舞う時の食べ物」でした。
大切なお彼岸に、
魔除け効果のある小豆と、
高級な砂糖を使い、
あんこにして、
お餅につけ、
ご先祖さまにお供えして、
「邪気払いや願い」を
祈っていました!
私達、日本人にとって、
ご先祖様は、
敬い、大切なものですから、
大切な食べ物を
心を込めて、捧げたのですね。
その大切なこころを
思い出し、
そして、
ご先祖様に感謝、
農作物に、
食べ物に、
感謝し、
この食文化に感謝し、
大切に、