【ぼた餅とおはぎの違いは?】 | ちっちゃな元CAによる接客マナー講習&各種セミナー開催「小笠原実裕花のブログ」

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10月に入り、
 
キンモクセイの香りが
うれしい季節となりました。 
 
 
ところで、
お彼岸にいただくお菓子… 
 

ぼた餅と、おはぎの違いを
ご存知ですか?

私は実は、ぼた餅とおはぎが大好き❤(笑)
 

 
違いって?
 
呼び名が違う?
 
作り方が違う?
 
中身が違う?
 
 
実は… 
 
 
「春」のお彼岸にいただくのが、
 
「ぼた餅」  
 
 

 
名前の由来は、 
 
春の花「牡丹(ぼたん)」から。
 
 
そして、
 
中身のあんですが、
 
 
小豆の種蒔きは、春なので、
前年から保存していた小豆は、
 
皮も固いので、
こしあんにしたそうです😊
 
 
一方、 
 
秋のお彼岸にいただくのが、
 
「おはぎ」!
 
 
そして、
秋の花の「萩」に因んで、
 
「おはぎ」と言います。
 
 
食べ物に、
お花の名前を付けるなんて、
ステキですね〜! 
 
 
そして、
小豆は、収穫が秋なので、
 
皮も柔らかいので、
「粒あん」にしたそうです。
 
 

 
 
小豆は、
赤い色で、「魔除けの効果」があると、
信じられていて、
 
「邪気を祓う食べ物」として、
 
ご先祖さまへの供養に使われていました。
 
 
また、
お砂糖は、
 
江戸時代初期、大変 高級品で、
 
大事な日や大きな節目、大切な人への
「振る舞う時の食べ物」でした。
 
 
大切なお彼岸に、
 
魔除け効果のある小豆と、
高級な砂糖を使い、
あんこにして、
お餅につけ、
ご先祖さまにお供えして、
 
「邪気払いや願い」を
祈っていました! 
 
 
私達、日本人にとって、

ご先祖様は、
 
敬い、大切なものですから、
 
大切な食べ物を
 
心を込めて、捧げたのですね。
 
 
その大切なこころを
思い出し、
 
そして、
ご先祖様に感謝、
農作物に、
食べ物に、
感謝し、
 
この食文化に感謝し、
 
大切に、
 
いただきたいですね!
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