梅干しばあさんとねずみちゃん   12の巻 | 年の差23歳夫婦のスロ-ライフ

年の差23歳夫婦のスロ-ライフ

一緒にいることで大変になったこと捨てたもの、、、、
二人で乗り越えてきた今
かけがえのない二人の何気ない日常を綴っていきたい

ねずみちゃんと ねずみちゃんの母上

と ねずみちゃんの叔父さん 

4人の不思議な同居が始まった

 

 

ねずみちゃんの母上は とても愛情深く 不器用な人

という印象でした

 

 

でもすぐに その印象は覆される

 

 

激しく 二面性を持った人でした

 

 

 

久しぶりの 母親の愛情を ねずみちゃんは とても嬉しそう

 

梅干しばあさんが 嫉妬するぐらい 仲の良い 親子関係でした

 

 

だんだんと 梅干しばあさんの居場所が わからなくなります

 

 

 

ねずみちゃんは 過去の愛情を取り戻すかのように 

母上との 距離を 縮めていきます

 

 

皮肉なもので その距離は 反比例でした

 

 

 

ねずみちゃんの過去を考えれば 仕方のないことですが

 

でもその時はまだ 梅干しばあさんは ねずみちゃんの過去を知りません

 

 

 

今度は反対に 梅干しばあさんは 孤独を感じます

 

そんな 梅干しばあさんの気持ちに気づいたねずみちゃんは

母上と 愛する人の間で 苦しみ始めるのです

 

いつしかそれは イライラを生み

ねずみちゃんは 理不尽な感情を爆発させるようになります

 

そんなねずみちゃんに 周りはただ

気を使い 怖がるだけ

完全なる 悪循環でした

 

 

そんな時 梅干しばあさんの 父が 再入院します

 

 

再入院 

それは 死を意味するものでした

 

父は がんを患っていて 人工透析もしていました

その状態での再入院とは もう 先はないということ

 

絶縁をされていた梅干しばあさんは

母の目を盗み ねずみちゃんと 父の病院へと向かいました