■植物名:蕨(ワラビ)
ワラビはシダ植物の1種。
山菜の一つで、春から初夏に
まだ葉の開いてない若芽(葉)を採取し食用にする他、
根茎から取れるデンプンを「ワラビ粉」として利用します。
ただし、生のままでは毒性があるため、あく抜きしたワラビ
や塩漬けにして無毒化し食します。
■別名:サワラビ(早蕨)、ワラビナ(蕨菜) など
■学名:Pteridium aquilinum(L.) Kuhn
■原産地:温帯から熱帯
■科名:コバノイシカグマ科ワラビ属
■使用部位:若芽、根(でんぷん)、根茎
■主要成分:
葉酸、食物繊維(ムチン)など
干しわらびになると栄養成分
(特にβカロテン当量(220→1300μg/100g)
がアップします。
■効果・効能他
便秘解消、大腸がんの予防など
■料理: ワラビの煮物 他
■その他:わらび草木染 他
■備考:
ワラビには発癌物質であるプタキロサイドが
約0.05-0.06%含まれます。
これはアク抜き処理をすればほとんど
分解されます。そのまま生では
食べないようにしましょう。