マン・レイ展
先日、マン・レイ展 を見に行きました。
400点近く展示されています。
大満足の展示です。
写真家としての彼よりも私は彼の描く絵画やオブジェに惹かれました。
彼はアイディアを生み出す過程を大切にしていたそうです。
そのため、作リ終えてしまった作品は処分してしまうこともあったそうです。
財団にある豊富な資料の数々は、マン・レイが一つのモティーフを、スケッチから完成作品へとどのように変化させてきたか、あるいは彼が絵画やグラフィック作品に度々写真をベースにしたことなど多くの事実を物語ってくれるでしょう。
これまで一般公開されたことのない作品に加え、スケッチやデッサン、私的な文書に至るまで貴重な関連資料も多数含まれる本展は、マン・レイの広範で意欲的な創造活動、思考回路、そして歴史を追体験しながら、その作品と人生をより深く理解するまたとない機会といえます。
機会がありましたら、ぜひぜひ行ってみてください。
無頓着、しかし無関心ではなく・・・
彼の墓石に刻まれている言葉だそうです。