おはようございまする。

今日電車に乗ったらpasmoの残額が777円で、

7は特に好きな数字ではないですがうれしかったです。


昨日は最近疲れ気味なのどを診てもらうべく、浜松町へ。


しばらく待って、


優しそうなお医者さんだな…と思いながらごあいさつするやいなや、


一瞬にして鼻に麻酔を打たれ、ながーいながいファイバーみたいなものを

ずるずるっと入れられました。


こわいよ~!!


あの診察器具の銀色で冷たい感じや(実際冷たい)、

消毒されたにおいが病院の怖さを倍増させますね・・・


やめてください~とか待ってください~とか言っても聞いてもらえない

(当り前か)


診察してくださったのはのどのことでも特に、声を診る専門の先生です。


少し炎症を起こしてはいたものの、大丈夫でよかったです。

心配がふっとびました。


それでです!


私がお話したかったのは、KAGEROUって本のことなんです。


年末で病院が混み合ってると踏んで、

立ち寄った本屋さんのポスターにびびびと。


少し前に受賞して話題になった、齋藤智裕さんの作品です。

“齋藤智裕”という名前は本名で、実は今をときめく俳優さん。

興味のある方は調べてみてね。


若い俳優さんの書く小説・・・しかも受賞作品とあって、

どんなお話なんだろう、と興味津々で読み始めました。


モノローグは正直、様々な比喩表現が自分には少ししっくりこず、

スムーズに読み進められなかったのですが、

本編は本当に描かれた世界に引き込まれて、

読み終わるのはあっという間でした。


少し現実的でない世界観もすごく心地良かったし、

何より著者が本を通して何を伝えたいかがはっきりしていて、

それがダイレクトにちゃんと伝わってきました。

命の大切さ。

こう言葉で言うと安っぽいけど、

死を考えることは同時に生を考えることであって、

人生に対してどう向き合うか。

素直に読み手がそんなことを考え始める自然さがあっていいなと思いました。

何でも自然なのが一番いいんですよね。表現って。

演技でも、歌でも、なんでも。

でもそれが難しいんだよなー。

と、ボイスの先生といつかお話したことを思い出しました。




荒削り!だけど、可能性をたくさん秘めた才能、

と呼ばれるものを見た思いです(上からですいません)


いい刺激でした。

1500円出して買ったけど、私にとっては価値ありましたー。


それにしても、スポーツに演技に文章に・・・

持ってる人ってとことん持ってる。