梨の季節ですね。
今回はめっちゃ雑談です。すみません。
子供のころ、親戚に送るお中元の梨を注文するため、家族で梨園へ出かけていました。
8月のむせかえるような暑さの中、響き渡るセミの声。背の低い木々に、大切そうに紙にくるまった果実たち。
そのまま進むと小さな家屋があり、中には注文を受けながら梱包作業にいそしむおばさんと、ちょこんと座る小さなおばあちゃんがいました。
親たちの注文のやり取りが済むまでの間、おばあちゃんが梨をむいて試食させてくれるんです。その甘くて美味しいこと。
親戚用に大量に買うお得意様だったからか、傷モノの梨をたくさん持ち帰らせてくれました。家でもみんなで食べました。
私が結婚してすぐに、母が亡くなりました。
実家は父一人になり、親戚にお中元を送ることもなくなりました。その代わり、遠方に住む私と姉にだけ、梨を送り続けてくれています。
出不精で面倒くさがりの父が、どんな想いでわざわざ梨園まで足を運んでいるかはわかりません。
「父さん、試食した?」「傷モノもらった?」と聞いても、返事はNO。あのおばあちゃんも、きっともうどこにもいないでしょう。
それでも私は変わることなく、父と母と姉と、毎年の夏に味わっていた思い出の梨を、今年も大事に噛み締めて食べるのです。
さてさて、コロナ感染拡大のため、娘の夏休み延長中です!幼稚園自主休園。どうやらクラスに2人だけらしい。もう1人いてよかった。笑
ただここにきて、ウチの県の1日の感染者数が急に減ってきました。1,000オーバーから、500前後に。それでも前回の緊急事態宣言のことを思えばすごい数字なんですけどね。少なく見える不思議。
運動会の練習もあるし、いつまでも休ませてるわけにもいかないので、自主休園は今週いっぱいまでかなぁと考えてます。てか運動会自体はあるのかな。
というわけで、ゴールが見えてきた夏休み。
みんなでクッキーを作りました
まずは下準備の粉ふるいから。
息子も一緒に頑張ります。
テーブルが粉だらけに笑
バターを柔らかくするのはお姉ちゃん。
1年前は電動ミキサーを怖がって触れませんでしたが、もうお手の物です。成長したなぁ
卵を割るのは娘、溶くのは息子の分業制
そろそろ息子にも卵割りを挑戦させたいのですが、大惨事になりそうでなかなか踏み切れません笑
粉を混ぜて、生地の完成
しばらく冷蔵庫で寝かせている間に、息子もお昼寝
そしてお楽しみの型抜きタイムなのですが…
息子はやらないというので見学のみ。
みんなでやりたかった、残念
ひたすら型抜きしたり、好きな形を作ったり。
量があるのでなかなか大変
そして焼き上げて完成!
ちょっと焼きすぎて、プレーン生地までこんがり小麦色になりました。笑 いいのいいの、香ばしい方が美味しいの!
左下の大きな物はお花だそうで
動かすときに案の定花びらが取れてしまい、「なんでー」と嘆いていました。大丈夫!味は一緒!(←酷い慰め方)
さぁいっただっきまーす!
戦線離脱してたくせに、写真ではドヤ顔でピースする息子。笑
クッキーづくりは半年ぶりかな。楽しかったです
「家族でお菓子つくったなぁ」とか、「いろんなところにみんなで出かけたなぁ」とか。
娘や息子が大人になったときに、懐かしく振り返られるキラキラした思い出を、いっぱい積み重ねていきたいと思います