久しぶりのいえづくり話。
土地が見つからず、マンションも売れない。
想定外の緊急事態。緊急事態が日常と化している。それは世間の話か我が家の話か、さてどちらでしょう。
緊急なのにやることがない切なさたるや。
ただ無為にSUUMOの土地情報を眺める日々。
いつも通り、探し求める土地の条件を選択しているとふと気付いた。
「建築条件 あり なし」
この選択項目。
いつも「なし」を作業的に選んでた私。
なぜなら、夫が「建築条件付の土地は買わん!」と言っていたから。
大手ハウスメーカー志向であり、そのハウスメーカーも間取りも自由に自分で選びたいという主張。「そうじゃなきゃ注文住宅じゃない!」と言い切る強欲さ。うん、悪くない。悪くないよ。しかしそれに伴わないお財布事情。
この日、ふと「見るだけ見てみようかな」という気になった。
建築条件付の土地は大抵、地元のビルダーが中心である。聞いたことない企業もあれば、建売などで有名な企業、または「あのローコストハウスメーカーね」というところもある。つまりいい印象はない。
だからこそ夫は、建築条件付の土地は嫌だと言い切っているわけではあるのだが。
しかも、「見るだけ」と開いたスマホの画面。目の前に並ぶ建築条件付の土地価格は、かなり高い。どれも3000万円を大幅に超える。
38坪3427万円。
38坪3512万円。
50坪3682万円。
おや? 確かに高いが、面積は広い。
でもこんなに高くちゃどうせ建てられない…と考えて、ふと思った。
ちょっと待って、みんなそんなにお金持ってんの? 全員が全員、予算6,000万円じゃ買えない家建ててんの? そんなにこの界隈はお金持ちばかりなの?
建築条件付の土地って地元ビルダーが建てるから、建築費も入れた総額は安かったりするんじゃないの? だってそうじゃなきゃ売れなくない?
あるビルダーへ、速攻でSUUMOのフォームからお問い合わせ。
「総額いくらで建てられるんですか!? どんな家なんですか!? あと質ってどうなん!? 平均的なとこでいいから教えて!」というのをやんわり丁寧に。
広い土地で予算内におさめるには、もしかしたらこれしかないのかもしれない。一抹の希望を胸に抱いて。夫の主張は忘れて。
続く(なぜ小説風)
【最近の夜ごはん】
・ぶりの照り焼き
・かぼちゃの甘辛焼き
・卵豆腐
・もやしとワカメの味噌汁
・デラウェア
ぶりが一切れ100円でした。買いでしょ!
夏場のぶりで質が良さげではなかったので、塩を振って臭みとり。しばらく料理酒につけ、さらに照り焼きのタレに生姜とニンニクを少量ずつ混ぜました。
生臭さなんて一切ない、食欲そそる逸品に
かぼちゃの甘辛焼きは、照り系の焼き物2品になってしまう凡ミス。せめてもの工夫として、酢を少し加えて、引き締まったお味に仕上げました。ごまもたっぷり。
和食って、中華や洋食とはまた違った満足感がありますよね。当たり前のことを堂々と言いました。和食好き。
明日は何にしようかな