あなたのお話を聴かせてください。
人にはなかなか話せない「いのちのこと」「死ぬこと」「生きること」など、胸の内をお聞かせください。
必要であれば、私の経験や想い、死生観も尋ねてください。
私にできることは、「いのち」を感じ、あなたの大切な方のいのちへ愛の光を当ててもらうこと。
自分や大切な方の「死」を乗り越えるのではなく、安らぎの源を見つけましょう。
【3月セッション募集は終了しました】
【４月セッション空き状況】
4日(木）10時～ 13時～ 15時～ 20時～
7日(木）10時～ 13時～ 15時～ 20時～
22日(月）10時～ 13時～ 15時～ 20時～
28日(土）10時～ 13時～ 15時～ 20時～
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渓太郎が小児がんを患ったことで、大切な人や自分が生きていることがどれほど奇跡的なことなのかに気が付いた。
食事が摂れることや自由に動けること、さらには呼吸ができることも当たり前ではないことを知った。
無意識に呼吸が続けられているのは、苦しくないからだ。
肺にまで腫瘍が転移し、その機能の多くを失った時の渓太郎の呼吸は「無意識」ではなく「必死」だった。
そのとき、当たり前だと思っていたことが本当はかけがえのない幸せだったのだと気が付き、これからも「今ある幸せ」を感じていきたいと思った。
しかし、この方は「今ある幸せ」だけでなく、「今まであった幸せ」にも目を向けられていることに激しく感動した。
―――自分は、癌になって、本当に些細な事が、幸せと思うようになった。
ご飯が、美味しく食べられる
お仕事が続けられている
ハチ君と散歩に行けた
ハチ君が元気！
極端な事言えば、休日晴れた！
よく寝れた
生きてる
毎日当たり前だった事が、今の幸せ
そう考えたら、今までだって、割と幸せだったんだときづいた ―――
そう・・・
「今」も「今まで」も幸せだったんだ・・・。
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