先日6日、一泊二日で日光旅行へと行ってきました。

 

 

今回の旅行は親孝行の一環だったので、母が以前より行きたがっていた「日光東照宮」を一日目の主な観光場所とし、二日目は両親とも希望であった「いろは坂」「華厳ノ滝」を観光場所と決めていました。

 

日光東照宮の観光の様子については上部に添付したブログ記事の通りで、最も拝みたかった「眠り猫」と「雀の彫刻」に様々な思いを寄せることができたのですが、二日目の観光場所である、紅葉で有名な「いろは坂」は、両脇に立つ樹木の葉はすでに落ち葉となっており、裸になった枝を眺めながら、思わず「これなら、地元の山道でいつも見ている風景と変わらないね」と三人揃って苦笑。

 

それにガックリと肩を落としていたこともあって、「華厳ノ滝」を眺めるための駐車場の案内表示が見えても「滝なら、地元でもよく見ているからいいか・・・」と、「いろは坂」で落した肩の影響を引きずり、車を止めることなく通過。

 

 

そこで私は、チラッと提案しました。

 

 

「せっかくここまで来たんだから、足尾銅山に行くのはどう?トロッコに乗って、坑内を見ることができて、当時の採掘の様子がリアルに見れるらしいよ」

 

親孝行旅行という名目上、私の行きたい場所を提案するのは控えていたのだけれど、実は私が一番行きたかった場所は「足尾銅山」でした。

 

私はとにかく「人々の暮らし」に触れることが大好きです。

 

それに関しては、「時代」や「どのような暮らしに対して」というこだわりは一切なくて、人々の日常に触れることで心がホッと安心感で包まれたり、生活への感謝の気持ちが湧いてきて、その感覚がなんとも心地いい。(骨董や古道具好きも、そこから来ています)

 

だから旅に行ったときにはお土産屋さんによることはほとんどなく、その街に根付いているスーパーに寄って、地元の人が使っている調味料や食材をお土産として買うことがほとんどです。

 

(話しが脱線気味ですが)足尾鉱山は、昭和48年に閉山するまでの400年の歴史のある銅山なので、私はそれぞれの時代の坑夫たちが毎日どのように働いていたのかとか、その家族がどんな思いで毎日を過ごしていたのかということに想い巡らせてみたかったのです。

 

 

そんな私の遠慮がちな提案に両親ともに「いってみよう!」と賛成してくれて、いざ!

 

足尾銅山へ。

 

トロッコに乗って入り口まで来ると、あとはゆっくりと歩いて鉱内を巡ります。

 

入り口から順番に、江戸時代、明治、昭和と採掘の様子が人形を使ってわかりやすく表現されています。

 

江戸時代はすべて人力、手作業。

 

掘り出された岩も背負子のようなものに山積みにして運んでいました。

 

私のうしろを歩いていた母が、坑夫の人形の肩をさすりながら「お疲れさま・・・」と声をかけていたのがとても印象的で、炭坑に限らず、どんな作業をするのも人力や手作業が中心だった時代に生きた母にとっては、身に沁みる光景だったのだろうと思います。

 

それに反して私にとって坑夫の苦労や過酷な人生は想像の世界でしかなくて「実際にこの場所で、こんな過酷等労働をしていたんだ」「落盤や病気によって、実際にここで何人もの人たちが命を落としたんだ・・・」と思うと、とても写真を撮る気にはなれず、先ほど載せた入り口の写真が唯一です。

 

そんな過酷な採掘現場ではありましたが、坑山を出た場所で銅の選別作業を行っていた人形は、歯を思いっきり出して笑っていました。

 

どんな環境の中にいても笑える逞しさ、生きる力になんだか救われた気がします。

 

 

 

 

今の私たちの生活の基盤を作ってくれたご先祖様たちの暮らしに触れたい方は、足尾鉱山(「観光」という言葉がイマイチしっくりこなくて・・・)おすすめです(^^)

 

 

 

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