先日、娘(オトナです)と一緒に愛犬ヒマの散歩をしていたら、我が家の近くを流れる川でザリガニを発見。
思わず、「なつかしい~!!」と声をあげると、娘も「あ~、久しぶりに見た!」と似た反応。
それからしばらくすると、今度は娘が声をあげた。
「あ~!!赤ちゃん!!!」
「赤ちゃん??」
「ほら!!ヘビの赤ちゃん!!」
娘が示している人差し指の先を見ると、日向ぼっこをしているミミズサイズの赤ちゃんへビを発見。
「かわいい!!写真、写真!!」と言って二人で携帯を取り出したのだけれど、その騒ぎに驚いた赤ちゃんヘビは、慌てて川の中へダ~イブ。
結果、写真にはヘビの尻尾だけが・・・笑。
そんなことをしていたら、子どもたちが幼かったころ、毎日一緒にお散歩に行っていた時のことが蘇った。
右手で娘の手を、左手で息子の小さな手を握り、腕を振りながら歩いた散歩道。
山際に生えているススキを切って娘に渡すと、娘はススキを旗のように高く掲げて意気揚々と一人で歩きだした。
まるで行進しているかのように、太ももを高く上げて、きびきびと・・・。
するとそれを見た息子も「ボクも、ボクも!!!」と騒ぎ出し、私がススキをもう一本取って息子に渡すと、お姉ちゃんの真似をしながらススキの旗を掲げて行進を始めた。
「こんなことが嬉しんだな・・・」
ススキ一本で英雄になれる子どもたちの純粋さに、胸がジンとした。
そんなふうに私は、子どもたちから「モノの本当の価値」を思い知らされることがとても多かった。
例えば、スーパーへ買い物に行ったとき。
私が「なんでもいいよ。ひとつだけね」と言っておやつをひとつだけ選ぶように促すと、子どもたちは「やったー!」と言ってお菓子コーナーに向かって走り出し、あれやこれやと選びだす。
その姿がかわいくて、私は10分でも20分でもお菓子選びのお付き合いした。
ひとしきり悩みぬくと、子どもたちの「今日のひとつ」が決まる。
そのとき選ぶのは、一口で終わってしまうような小さなラムネだったり、五円玉をかたどった一粒のチョコレートだったり、小さな箱に入った酢昆布だったり、ちょっと大きい時はじゃんけんの手のカタチをしたグミだった。
「これ!!」と、嬉しそうな顔をして「今日のひとつ」を見せる子どもたちに私は「え~、もっといいのを選んだら?」なんて言ってしまっていたのだけれど、子どもたちはいつも「これがいい!!」と言って、「小さなひとつ」握りしめてレジまで運んだ。
(私だったら大袋入りのコアラのチョコ菓子を選ぶのになぁ・・・笑)
そんな姿を思い出していると、ふと・・・
「今の私は、自分が本当に好きなもの、本当に好きなことをわかっているのだろうか」と不安になった。
だってこの間、娘が、友人からもらったという親指サイズのハムスターの人形をいじりながら「コレ、かわいいよね~!」と言っているのを聞きながら私は、(それ、いくらするの?)(なにに使うの?)と思った挙句、(いつか掃除機で吸っちゃいそうだわ・・・)と思ってしまったのだもの・・・
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