70を超えた母が私によく言う言葉が、「渓太郎は本当に親孝行な子だったね」。
その時は私も「そうだね」と返すものの、その言葉を聞くたびに「親より先に死ぬのは親不孝」という言葉が心の隅っこを横切る。
ーーー親より先に死んだ渓太郎は親不孝なのか。それでも、渓太郎は親孝行なのか。
それで先日、ふたつの意味を調べてみた。
【親孝行】子が親をうやまい、親に尽くすこと。
【親不孝】親を大切にしないで、心配や迷惑をかけること。
「どちらも違うじゃないか!」と思った時ふと、かつて自分が「おやこうこう」「おやふこう」という漢字を間違えて書いていたことを思い出した。
―――「親幸行」「親不幸」
(・・・私が漢字知らずなのもあるけれど、私のほかにもこう書いている人が結構いるのではないかと思ってる 笑)
と言うことは、きっと母も「親幸行」だと、勘違いしているに違いない。
そして、「渓太郎はたくさんのことを残して、親を幸せに導いてくれた子」だと言いたいのではないか・・・。
渓太郎は「親孝行」でも「親不孝」でもなく、「親幸行」なのだ。
【今後のたくらみ】
今度実家に行ったとき、母の前に紙とペンを差し出して、「ねえ、ココに「おやこうこう」って書いてみて!」と試してみることにする。
きっと迷わず書くだろう。
「親幸行」って、堂々と・・・。
昨日こちらのブログ書き、今日【企み】を決行しました!!☆☆
(昨日一度公開してしまい、再びご覧いただいている方ゴメンナサイ!!)
お彼岸でお参りに来た母に「ねえ。『おやこうこう』って書いて!』と紙とペンを渡したところ、まさかの!!
結果は写真の下
(「親幸行」な渓太郎と母と私。会議室で行われた運動会の様子)
「親孝行」でもなく、「親幸行」でもなく、さまかの「親考行」
しかも「アッ!間違えた!」と言って書き直したのが、「親好行」
私の上をいきますね!!
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