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こんにちは。 中村美幸です。
ご訪問下さり、ありがとうございます。
このブログでは主に、小児がんを患った長男（渓太郎）との闘病、別れを通して知った「幸せ」や「愛」、「命」「生きること」について綴らせていただいています。
オフィシャルサイトはこちらより・・・中村美幸オフィシャルサイト
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重い病気と闘う愛する我が子を救うためなら、親はどんなことでもする。
「これを飲んだ人の〇〇％の人が、がんを克服しました」
「この人の○○を受けて、がんが消えた人がいます」
「この液体を身体に塗れば・・・」
「これを信じれば・・・」
「ここにお祈りに行けば・・・」
渓太郎闘病中、医師以外の人からそのような数々の提案(勧誘）をされ、実際に私はそのほとんどを実践した。
今だから言えることだけれど、主治医に内緒で、ひと箱6万円する「がんが消える粉」(※実際には消えません）を飲ませていたこともある。
でもこれは私だけではない。
一緒に付き添い看護をしていた別のお母さんたちも、何万円も、何十万円も支払って、私と似た行動をとっていた。
だって、我が子を生かすためなら自分の命を捨てることもいとわないのだから、お金なんていくらだって支払う。
これも今だから言えることだけれど、私は一年間の闘病期間の中で、そのようなことに300万円ちかく使った。
もちろん富豪でもないし、私は24時間の付き添い看護をしていたのだから収入がない。
だからその支払いはOL時代に貯めていた貯金と、サラリーマンである夫の稼ぎの中から捻出していたのだ。
しかし。
渓太郎のがんは治らなかった。
気が付いた時には、息子を失い、財産を失い、お墓を建てる財産がないことに気が付いた。
「渓ちゃんの遺骨、どうしたらいいんだろう・・・」
それからしばらくして、夫の会社が「福利厚生の一環として家族全員分、がん保険に入っている」という連絡があり、どうにかお墓を建てることができたのだけれど・・・。
そんな話を聴くと、「弱みに付け込んだ勧誘を信じないでほしい」という人もいるけれど、実際にそれは相当に難しいことだと思う。
だって・・・
「1ｍｍでも可能性があるなら・・・」
「奇跡が起きるかもしれない・・・」
「すがれるものがあれば、何でもすがりたい・・・」と思っているのだから・・・。
けれどもし、このブログを読まれている方の中にそのような勧誘を受けている方がいたのなら、まずは身近な人に相談してほしい。
実際に闘病中、私自身が相談される側になったことがある。
同じく付き添い看護をしていたお母さんが深刻な顔をしてこんなことを話してくれた。
「私が変わらなければ、あの子は治らないと言われたの。そのための修行をすれば、あの子の病気が治るって」
その修行の料金は、一回30万円だとも・・・。
私は思わず叫んだ。
「こんなにも○○ちゃんを愛しているあなたが変わる必要なんて、どこにもない！」
すると、ハッとした顔をして「そうだよね。そうだよね」と言って、その方はすぐにその勧誘を断ってくれた。
（その団体が、大変危険な団体だったということを知ったのは、それから数か月後のことだ）
自分のことになると盲目的になってしまっていた私でも、誰かのことになると少し冷静な判断ができていたのだ。
我が子が大切だからこそ・・・
これからの人生が大切だからこそ・・・
信頼できるたくさんの方の声に耳を傾けて、我が子とご自身を守り続けてほしいと思うのです。
―――最近、当時の私のような状況に置かれている付き添いママ、パパが方が多くいることを知り、今回、経験者としての声をお届けしました。
参加お申込み：https://forms.gle/b2hgY4KE2MVzfps8A
【（長野会場）時間：14時～16時 会場：NEXT NAGANO】
1回目 「いのちと命」 ～イノチのあり方について～ 【７月2２日(土）】(現在 残席３）
２回目 「いのちと命」 ～さまざまなカタチの死について～ 【８月26日(土）】（残席２）
３回目 「いのちと命」 ～いのちの中で「生きること」～ 【9月16日(土）】（残席３）
４回目 「いのちの中で生きる」 ～幸せの意味～ 【10月28日(土）】（残席３）
５回目 「いのちの中で生きる」 ～存在＝愛～ 【11月25日(土）】（残席３）
６回目 「いのちの中で生きる」 ～他者と自分～ 【12月16日(土）】（残席３）
☆テキストを配布します。筆記用具をお持ちください。
※参加協力金：1,０00円(ご協力頂ける方 開催当日頂戴いたします）
【松本会場では協力金を1,500円とさせていただいておりましたが、長野会場は有料駐車場をご利用いただくことから協力金の設定が変わっております】
※複数人でお申し込みされる場合は、増席させていただきますのでお知らせください。
↓↓↓ お申込みは以下のフォームかQRコードよりお願いいたします ↓↓↓
co.briller@gmail.com(中村メールアドレス）まで、直接お申込みいただいても結構です。
☆現在、渓太郎との日々がデジタル漫画となった「500日を生きた天使」を無料でご覧いただけます☆
私にできることは、あなたと語り合い、心を通わせ合って、『あなたが抱えている悲しみや葛藤の奥にある「愛」に気づいてもらうこと』
『見える「いのち」ではなく、「いのち」の本当の繋がりを感じてもらうこと』
『あなた自身でも気づいていない、大切な人への愛に光を当ててもらうこと』
詳細・お申込みはこちらをご覧ください ⇒ 個別セッション「あなたと私のおはなしの時間」
