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こんにちは。幸せを運ぶ語りびと 中村美幸です。

ご訪問下さり、ありがとうございます。

このブログでは、小児がんを患った長男(渓太郎)との闘病、別れを通して知った「幸せ」や「愛」、「命」「生きること」について綴らせていただいています。

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故郷の母を守るため。

 

大切な人の命を守るため。

 

 

 

以前、母の実家に行ったとき、叔母が見せてくれた古いごはん茶碗。

 

胸がギュっと締め付けられて、温めるように両手で茶碗を包んでいると「美幸ちゃん、持ってく?」と叔母。

 

赤い字で書かれた「ニクダン」という言葉に少し怖さが湧いたものの、なんだかそばに置いておきたくて、「うん。ちょうだい」と私。

 

 

家に持ち帰り、茶碗を手にしているといろんな思いが湧き上がる。

 

 

 

当時は、「ニクダン」という生々しい言葉を目にしながら、戦地の兵隊さんに感謝をしてご飯を食べていたのか・・・

 

 

家族がご飯が食べられていることを知ったら、きっと、兵隊さんたちは嬉しそうな顔をして「良かった」と思ったのだろう。

 

 

 

そして・・・

 

「もしや、ここに描かれている兵隊さんたちには、モデルとなった人たちがいるのでは」と思い、検索してみると・・・

 

 

 

【爆弾三勇士(ばくだんさんゆうし)とは、独立工兵第18大隊(久留米)の江下武二(えした たけじ)、北川丞(きたがわ すすむ)、作江伊之助(さくえ いのすけ)の3名の一等兵である。1932年第一次上海事変で敵陣を突破して自爆し、突撃路を開いた英雄とされる。肉弾三勇士とも言われた。 】(Wikipediaより引用)

 

 

経験者でもないうえに深い知識を持たない私は、戦争について語れることも、意見できることもないけれど、この茶碗から溢れているのは「故郷の母を守りたい」「愛する人の命を守りたい」と想い、闘った三人の方の愛。

 

 

みずからの命を掛けて戦うことへの賛否ではなく、私は、この方たちが胸の奥で抱きしめ続けた「愛」に目を向けたい。

 

 

すると、激しい言葉とイラストが描かれているこの茶碗が、なんだか温もりいっぱいに感じてくる・・・

 

何度見ても、涙が止まらない。

 

 

 

【こちらのブログはリブログしていただいてい構いません】

 

~温もりに溢れた心で新たな年をスタートさせませんか~

 

【2020年1月19日 【第2回「中村 美幸ひとり語り」】 が開催となります】

 

第2部の『ゲストに聞く』では、元リッツ・カールトン日本支社長の高野登さんがご登壇くださいます。

「いのちと死」、「存在と愛」に目を向け、与えられた命を生き抜いた子どもたちの姿は、ホスピタリティの第一人者であり、世界中の方の心に思いやりと温もりを届け続けられた高野さんの心にどのように映し出されるのでしょう。

子どもたちの心と高野さんの心・・・そして、参加してくださる皆さんの心が結ばれたとき、会場はきっと、天国のような空間になるのではないかと感じます。

是非、子どもたちの心と高野さんの心、そしてご自身の中にある本当の心に触れに来てください。

 

 

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