【講演会・おはなし会の情報】
☆「いのちと心のおはなし会」@半田市
<日時>6月9日(日) 10時から13時 (延長する場合があります)
☆「幸せは足元に落ちている」~我が子を看送る時間の中で~@東京・長野
【東京】
5月19日(日) 14時~16時半(開場13時45分)
<場所>かん芸館(荻窪)
<入場料>3,500円(小学生~高校生500円)
【長野】
6月22日(土) 14時~16時半(開場13時45分)
<場所>長野リサイクルプラザ多目的ホール
<入場料>2,500円(小学生~高校生500円)
その他、講演会等についてのご質問・お問い合わせはこちらよりご連絡ください。
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こんにちは。本当の愛と幸せを届ける講演家 中村美幸です。
ご訪問下さり、ありがとうございます。
このブログでは、小児がんを患った長男(渓太郎)との闘病、別れを通して知った「幸せ」や「愛」、「命」「生きること」について綴らせていただいています。
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「渓ちゃん、ありがとうね。楽しかったね。
・・・渓ちゃん、もういいんだよね・・・」
腕の中でかすかな呼吸を続ける渓太郎の耳元でそう囁くと、それからほどなくして、ベッドの脇に立つ医師の口から、温もりに包まれた凛とした声がこぼれた。
「3時10分です。
渓太郎くん・・・よく頑張ってくれました」
それは20年前。
渓太郎との別れ間際にかけた私の言葉と、医師による、あまりにも優しい死亡確認の言葉。
3月11日。
この8年間の間に、テレビから流れてくる震災の映像を何度も目にした。
視覚は画面の中の画をとらえながらも、いつも頭に浮かびあがってくるのは、渓太郎とのあの別れの場面だった。
そして、突然の災害に見舞われて、大切な人に直接伝えることができなかった言葉の数々・・・想いが頭をめぐる。
最後に・・・
なにを伝えたかっただろう・・・・
なにを残したかっただろう・・・
すると、いつでも心の奥から聞こえてくるのは、決してネガティブな言葉ではなく、愛にあふれた言葉と想い。
ありがとう・・・
愛しているよ・・・
ごめんね・・・
それは、無念さの奥にある、いつまでも継続される深い愛。
残された方がいつまでも、いつまでもこの愛を感じ続けていられますように・・・。
そして、旅立たれた方の無念がいつの日か、深い安堵へと変わりますように・・・。
~*~ こちらのブログは自由にリブログしていただいて構いません。 ~*~