付き添い生活の中で私が常に味わっていたのが、
真逆に置かれている両極端な感情。
自分の身に舞い降りてきた事実を目の前にして
悲しくて苦しくてどうしようもないとき
「辛いね・・・。」
「苦しいね・・・。」
「なんで病気になっちゃったんだろう・・・。」
「なんで渓太郎だったんだろう・・・。」 と
何度も何度も自分との会話を繰り返していると、
いつでも最後に行き着いたのは
目の前にあるもうひとつの事実。
「でも渓太郎は今、こうして生きていてくれる・・・。」
「笑ってくれる・・・。」
そしてそれは、私にとってかけがえのない幸せ・・・。
皮肉なことに
私に幸せと温もりを気づかせてくれたのは、
それとは反対側にある
悲しくて苦しい事実だった。
そして
私の心の中で起きているそのからくりを知ったとき
「もしかしたら、悲しみや苦しみでさえ、
本当は優しさと温かさに溢れているのかもしれない・・・」
とさえ感じることができた。
わたしにとってのあの一年間は
「すべては愛から始まっている」
ということを知るための一年間だったのかもしれないな。
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恵比寿で行われた「お話し会」でも
「話はもっと聞きたい」 でも 「すぐにでも家に飛んで帰りたい」と
真逆の感情を味わわれている方がいらっしゃいました。
その時の様子を横江 朗子さんが温かな言葉で
とてもわかりやすくまとめてくださいましたので、ぜひご覧下さい。
♡ 横江 朗子さんのご感想より ♡
昨日は恵比寿で中村美幸さんの「小さなお話し会」に参加させていただきました。
特に、辛すぎて看護師さんに愚痴を言ってしまった時のエピソード(看護師さんからのメッセージ)が印象的でした。
この病棟には、今あるもの・今できることに目を向けて感謝ができる子どもたちしかいないと。
普通に生活していれば「当たり前」で終わってしまうことの一つひとつに感謝ができる子どもたちなんですよ。
学校にも行けない。
食べたいものも食べれない。
友達とも遊べない。
ではなく
ポケモンのアニメを一回見ることができただけでも
「今週もポケモンを見ることができた!」
と大喜びできる。
何週間かぶりにお散歩に行ければ
「今日はお散歩に行けて嬉しかった!」
何日かぶりにお風呂に入れれば
「今日はお風呂に入れて気持ちよかった!」
「ここにいる先生や看護師さんは優しいから自分たちは幸せ者だね。」と、
どんなことにも感謝ができる子どもたち。
当たり前のワナが外れれば外れるほど、幸せを感じられる。
美幸さんのお話を聞きながら、何度も何度も泣いてしまいました。
そして、大事なことをあらためてたくさん教えていただきました。
一人ずつ感想のシェアをしている時に子どものいるママは
今すぐ我が子を抱きしめたい気持ちでいっぱいで
「美幸さんの話はもっと聞きたいけど、すぐにでも家に飛んで帰りたい!」と
嬉し泣き状態でした(*^▽^*)
~☆~☆ 『私の住む地域でも「小さなお話し会」を開催してみたい♡』と
ご希望される方は私の方に直接直接メッセージをお願いいたします。 ☆~☆~
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