ピンクリボン月間16 抗がん剤アンスラサイクリン(AC、EC)の副作用 心臓に注意しよう | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

少々立て込み、
世の中のピンクリボン月間の10月中に
発信を予定していた記事を発信し終わらない
うちに、10月が終わってしまいましたが、
「ピンクリボン月間」と題したシリーズの
最後に、もう3つ4つ記事を続けたい
と思います。


直前の記事で、抗がん剤の副作用を
分かりやすく説明して下さっている
記事をご紹介リブログし、


その記事には書かれていなかったですが


で書いたように、

私が治療前のインフォームドコンセント
用紙でも一瞬怯んだ、一番気になった
副作用は、心毒性、心不全 でした。

アンスラサイクリン系抗がん剤
 (ACのA:アドリアマイシン、
  EC、FECのE:エピルビシン)
には、不可逆性、蓄積性の心毒性の
副作用があります。

※投薬回数、投薬量が増えるほど
  心不全の発生率が高まり、
  だから、生涯投薬量の上限が明記されて
  いて、癌を縮小出来ているからといって
    (増殖が速いからだと思いますが、各種臨床試験
     結果を見ても、HER2陽性、特にHER2タイプや
     トリネガで効く人は多いのだけど…)
  使い続けるわけにはいかない。

※副作用の影響度合いは人によって違います。


私が語るよりも、
2018年5月5日の
さんくるさんの記事のリブログ記事を
再掲したいと思います。

ー◆ー◆ー◆ー

(元投稿:2018年5月5日)

何度か、
抗がん剤の副作用の心毒性について、
薬剤性心不全の経験者の記事として
ご紹介リブログさせていただいている
さんくるさんの記事を、
多くの方に知っていただきたく、
リブログさせていただきます。


私の場合、FEC前に心エコーを
していなかったので、

FECでどの程度、心機能が低下したか
客観的な事実(値)が分からないのですが、

FEC後、ハーセプチン前の値が、
既に、ハーセプチン可能なちょい上の値、

術後、pCRせずに厳しい状況の
病理検査結果を受け、
術前に効いた方のFECを、
もう2回足せないか、もがきました
(セカンドオピニオン巡りもしました)

が、その後のハーセプチン
  (可逆性ではあるけれど、
   心毒性の副作用がある)で、
回を重ねる毎に、血圧が上昇し、
降圧剤のお世話にもなりました。

その時、
ああ、医師達がFEC2回の追加を
止めてくれたのは、
そういうことだったのか、
と思ったりもしました。

でも、降圧剤で下がったから、
まだ、本当の怖さの実感がなく、
可能性として一番高いのが
1年内の再発転移、という、
癌を何とかしたい気持ちの方が強くて、

術後のハーセプチンが1年で終わる時、
もっと続けられないか、
を模索しました(断られましたが)。

ブログでさんくるさんを知って、
初めて、怖さを実感として分かりました。

私も何回か記事でお伝えし続けていますが、

是非、語り続けて欲しい、と、思い、
さんくるさんにも、そうお願いしています。


※私は抗がん剤治療を否定しているわけでは
   ありません。(過去記事をご参照ください)





にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村


私がフォローさせていただいている方々、
または癌に罹患した経験のある方、がん患者の家族
(の経験者)、保険診療での癌治療や癌緩和治療の経験
がある医師以外の方々からの「いいね」は固くお断り
します。 癌罹患または癌家族の経験が最近のブログ
記事やプロフィールに書かれていない方からの共感、
応援は「いいね」でなくコメントでお願いいたします。