”緩和ケアはいつから?” 緩和病棟 緩和医・ひまわり先生 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

大晦日のまとめた記事
    しました

の中でも、


などをご紹介した、

私のブログの主題の1つ
私は最重要だと思うこと、

医療の限界  と  癌との共存

に絡んで、

押川勝太郎先生
 (アクティブ緩和ケアを推進する
  腫瘍内科医・緩和医)

の圧巻の「がん哲学外来」を垣間見た、


その中で、押川先生が書かれていた

抗がん剤の引き際の判断は
非常に難しく、
気の優しい治療医ほど
厳しいことが言えず、
苦痛を伴う治療を引き延ばして、
逆に患者さんが最後まで苦しみ、
寿命を短くしてしまう可能性も
指摘されているぐらいです。 

(中略)

 「不幸になるから緩和ケア」
になるのではなく、
「不幸にさせない」ために
緩和ケアを活用するわけです。 

について、
緩和病棟の緩和医(癌罹患者でもある)  
ひまわり先生も、
具体例を挙げて、
がん治療医に知って欲しいこと、
として書いて下さっていましたので

リブログ紹介させていただきます。

  ※なりゆきで
 「早期からの緩和」「アクティブ緩和」
    のお勧めシリーズ、になってきた
   とも言うかな…。



このような時
「言いなり」状態ともとれる医師がいます

(中略)

治療したい!
やめるって・・・・・・見捨てるんですか?
などと患者さんに言われると

「強い希望により治療を継続する」と
潔く変更してしまうのです

でも、患者さんはどんどん弱ってしまい
治療効果を確認するまでもなく
治療で衰弱してしまう

でもやめれない

ここで困るのは患者さんです
医師は「希望されてこたえた」わけですから
さほど困っていない(ように見えます)

困ってから
緩和ケアを受けるのではなく
困らないように緩和ケアを
受けて欲しいのです

緩和ケアを
早くから受けることの大切さ
治療担当医には知って欲しい
です


実際の症例です

(中略)

どうしても抗癌剤治療を続けたい
ということで、
主治医にお願いし抗癌剤を続けることになり、緩和ケアは見学のみでした。

(中略)

5ヶ月前に面談が済んでいるので、
入院は可能です。

(中略)

この5ヶ月の間も
緩和ケアを受けていれば
スムーズに症状コントロールがされ、
穏やかな時間を過ごすことが
できているはずです。

(引用させていただきました)


「この5ヵ月の間も」、すなわち、
「患者の強い希望により抗がん剤治療
  (積極的治療)を続けた間も、」
が重要なポイントだと私は思います。

積極的治療と緩和ケア、
早いタイミングから並行で
受診するのが

よりよく生を全うするための
「今ある」医療の利用のしかた、
秘訣かな、と思います。


   医師(たち)と患者が、ともに生きるイメージ。
   主治医や病院と私の関係とも言えます。
   緩和病棟がない病院に通っているので、緩和だけは
   検討課題。そこで行き着いた大津先生や押川先生の
   ブログ、廣橋先生の書籍も読み終えました、等の
   活動、情報は有り難いのです。
   治療医と緩和医もこんなイメージの関係、かな、
   立場は違っても、ともに生きることに向かっていれば。
 
にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

   私がフォローさせていただいている方々、または
   癌に罹患した経験のある方、 がん患者の家族
  (の経験者)、 保険診療での癌治療や癌緩和治療の
   経験がある医師 以外の方々からの 
 「いいね」は固くお断りします。

  癌罹患または癌家族の経験が最近のブログ記事や
  プロフィールに書かれていない方からの
  共感、応援は  「いいね」でなくコメントで
  お願いいたします。