”がん治療中の画像の意義” 関明彦先生 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

癌カテーテル治療
  (血管内治療:動注化学療法、動注塞栓術)
をご紹介させていただいた、
放射線科医・関明彦先生の貴重な記事を
リブログ紹介させていただきます。

※画像診断は放射線科の領域だと認識、
  ステージ4の癌治療医として画像診断を
  利用する立場と画像診断も専門である
  立場の先生のお話は貴重かと思います。



【自分用のメモ】

▼基本は画像
 ・マーカーが動かなくても憎悪している
    場合あり

▼基本はCT
・がん治療の上での基本の画像はCT

▼画像診断の意義
・変化を知ること
・前回診断比の
    増大、縮小、増加、消失、横ばい。

▼画像診断の頻度
・「
    がんの増大速度がとびぬけて速くて
    1か月で2倍になったら
   それは月1とる意味があるでしょうが
   そうそう、そんなに悪い顔つきには
   なりません。
    」(括弧内そのまま引用)

抗がん剤のサイクルに合わせて、
    定期的に撮影。

      ⬆抗がん剤の1サイクルが
          3Wとか1ヶ月とかだろうから、
          毎回撮って観察したいと思うと
          月1になると思うのだけど…。
         理解が違うのかな?
         癌腫、癌の勢いにもよるのでしょう…。
         必要が生じた時に聞いてみよう…。

・マーカーが急激に上昇したら
    再発再燃を疑いCT。

急に症状が出現した場合は、
    急変や合併症を考え撮影。

・治療選択になやんでいる中で、
   もうひとつ情報が欲しいとき。

▼MRI、PET-CT
頭部に関してはCTよりMRIが情報が多い。

MRIの画質はCTよりも単純ではないので、
   解釈が難しい

・MRIは撮影範囲が限定される。
    全身の情報が欲しい、となったときは
    MRIは考慮せずCT。

通常のCTを撮影せずに
   PET-CTだけで経過をみることはない
    ※偽陽性という現象
   必要なときに半年間隔、年単位。

CTで良性か再発か迷う微妙な影が
    見えたときなど、
    PET-CTで光って再発が強く疑われる、
    となったら診療に役立つ。

       ⬆無治療経過観察中だけど、
           私が咲くねん昨年PET-CTをした
           理由はこれ(肋骨)。
           次回がPET-CTなのもこれ(肺)。

           3ヶ月経って著変なしの小さい影
          1個だから…
          1個だから肺癌初発の可能性もあり、
           半年後でいいのかなぁ?と
           気にはなっているけれど…。

           主治医が形状から気にしていたのは
           乳癌の転移で、肺癌ではないと思う
           と言っていたので、
           よいことにしよう…
           小さいし、著変なしだし…
           
局所治療に関しては、画像のfollowはマメ

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乳腺外科医である私の主治医も、
概ね同じようなことを言っていましたが、
再確認できました、
ありがとうございました。