トリネガ・のう胞を伴う くろまめさんの病理検査結果 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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ご訪問ありがとうございます。

先日、リケジョ教科書的ブログ(笑)の、
   「乳癌検診・治療基礎知識」テーマに、

重要な判断ポイントに関する事例
や、貴重な情報

をご提供いただいた、
トリネガ・くろまめさんから、
病理検査結果の情報をご提供いただき
ました。

こちらも、同様に判断に迷う方も
いらっしゃると思いますので、
事例として、ご紹介させていただきます。

【くろまめさんより】

・6日に受診してきました、
 病理検査の結果が出ていました。

のう胞全体がガン細胞でした。

・画像診断より大きかったようで、
 ステージはⅡbではなくⅢaになりました。
 (MRIでもギリギリ5cm弱だったのですが…)

化学療法の治療効果はgrade2bでした。
  ただ、浸潤ガンの部分は繊維・脂肪化
  しており
  非浸潤ガン(DCIS)の遺残でした。
  リンパ節の転移も消失していました。 

   ⬆ grade3とする説もある
       と、読んだ記憶があります。

  これは研究報告によると、
 病理学的完全奏効(pCR)
  と予後が変わらない
  とされるものもあるようで、
  先生は喜んでくださいましたが… 
   (そうですね、タキサン未実施
    FEC4Cだけですから)

  ※ 逆に、やはり差があるとする
     研究もあるようです。
     乳がん学会のガイドラインに
     記載がありました。

・非浸潤ガンの部分は、
  ER90% 、HER2 2+ 、Ki67 1%
  でした。

・FECの効果に関しては、
  同時期に もう一人同じ様な病理結果
  になった方がいるとの事でした。

  これはジーラスタが使えることにより、
  白血球減少を心配し
  薬剤を減量してしまうことや 、
  投与日時の遅延が少なくなった
  事が大きいらしいです。

  確かに 私は (太っていましたが…)
  成人女性の最大量の薬剤量だったようです。
  薬剤師さんから「もう増えないよ」
  と言われました
(副作用で体重減少しても減量なし)

・非浸潤ガンが残ったのは 、
  ホルモン感受性陽性で、進行が遅いタイプ
  の細胞だったので、
  化学療法の効果が弱く残ってしまった、
  また、場所が乳管内でもあった、
  からとの事でした。

非浸潤ガンの治療は、ガイドライン上、
   ホルモン剤の是非くらいしか見つからず
 (推奨グレードC1だったでしょうか?)

  先生からは、カンファレンスをしてから
  治療方針を決めていきたいと言われました。

  タキサン系の上乗せ効果も、
  当初ほどではないかも…と言われました。
 ( 根拠は ないですが、
      それはないのではー‼と思いましたが)

確かに タキサン中に こんな状況を
  心配しながら治療はイヤー(>_<)
  と思っていました…
  なので、このタイミングで手術を
  決めたのですが…複雑な心境です。
    ⬆この途中の結果が分かって、
        とても良かった、
        ナイス判断だったのでは、
        と私は思います。

・みゆさんのICについての記事を
  読ませて頂いて、
 自分が納得して選択
  していく事の重要性を痛感
  しましたが…
  今の段階では
  私には全く判断ができません。

おぼろ気ながらに、
   セカンドオピニオンを準備した方が
   良いのかな…と考えるくらいです(T-T)


【私の返信】

FECが、よく効いていて、
副作用に苦しみながら頑張った甲斐があって
よかったですね!!

非浸潤分をどう考えるか、
難しいところですよね。

pCRの定義や非浸潤部の遺残は、
学会でも、統一見解がない
ところのようですし。

  (7月か8月初に、他の方からもコメントや
   メッセージいただき、記事にせねば、
   と思いつつ、別のご批判対応に追われ、
   まだ、記事に出来ておらず…)

ホルモン治療はした方が良さそうな
結果ですよね。
タキサンの上乗せ効果は、微妙ですかね…。

私だったら、、、
私は、性格上、出来ることは全部やりたい
タチなので
タキサンも念のためやった上で、
ホルモン治療をすると思いますが、

セカンドオピニオンには行くでしょうね、
きっと。
  ※タキサン、ホルモン剤をやらないって
    言われた場合にセカンドオピニオンに
    行く(やってくれる病院を探す)。
   やることを勧められたら、
   自分で少し迷って考える(ホルモン剤に
   致死性の副作用はないと思っているけど
   あれば迷うくらい) だけかな。

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参考:  過去記事


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