化学療法(抗がん剤治療)中に検査する
白血球数について、書いておきます。
白血球の種類、それぞれの役割については、
免疫療法テーマの
でも書きましたが、関連箇所を再掲します。
▼白血球の中に
ーリンパ球系 30~35%
ー単球系 5% 単球、マクロファージ
ー顆粒球系 60~65%
※以下、ハーセプチン点滴しながら
元化学療法センター長O先生に
教わった内容(若い看護師さんと共に)
~時間の有効活用~
▼顆粒球系の中に
※細胞室内に分泌顆粒を持ってるから
「顆粒球」っていうんだよ、ふーん。
ー好中球 紫に染まる 95%
ー好塩基球 青く染まる
ー好酸球 赤く染まる
好中球が白血球の50%
好中球が500切らなきゃ大丈夫。
分画像が正常ならば、
白血球値が1000切らなきゃ大丈夫。
⬛白血球の分画像の数値例
2017年4月15日 ()内はM病院の基準値
・WBC 白血球 4200 (3600~9700)
以下は%
・SEG 好中球 60.0 (34.7~67.3)
個数:2520
・BAND 好中球になりかけ ー (0~5.0)
・LYMPHO リンパ球 33.3 (18.2~48.0)
・MONO 単球 4.1 (4.3~10.7)
・EOSINO 好酸球 2.4 (0.4~7.8)
・BASO 好塩基球 0.2 (0.2~1.2)
因みに、M病院では、分画像までは、
お願いするまでは出ていませんでした。
他にも、依頼で追加している項目もあります。
(肝臓系の項目とか、腫瘍マーカーに
加えて HER2とか)
欲しければ、依頼してみるといいと思います。
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